2017年2月沖縄/八重山<1> HOTEL East China Sea

2017/02/04

***  1日目  ***

【移動】 仙台→那覇→石垣島
【宿泊】 HOTEL East China Sea

冬の仙台を脱け出し、暖かさを求めて沖縄へ!

この時期の沖縄旅は、着るものに困りますね。

家から仙台空港までは、厚地のコートを着て行かなければ寒さに凍えます。
一転、沖縄に着いてしまえば、真冬の東北地方で着るような厚地のコートは不要で邪魔になるだけ。

仙台空港のロッカーにコートを押し込んで身軽に出発という手段もありますが、今回は車で仙台空港に向かい、厚地のコートもろとも駐車場に置いて飛び立つことにしました。

利用したのは『三英駐車場』です。

仙台空港に一番近い民間駐車場で、駐車料金は1日600円。
1日あたり100円引きになる割引券を持っていたので、8日間停めると4,000円です。

我が家から仙台空港まで公共交通機関を使うと、一人往復約2,000円します。
これ掛ける二人なので、料金的にはトントン。

車の利点はドアto空港の楽チンさと荷物の取捨ですが、時間が読めないことが難点ですね。

余裕を持って家を出た為、随分早く仙台空港に到着してしまいました。
空港のお蕎麦屋さんで、朝昼兼食のごはんを食べて過ごします。

私は『牛たん蕎麦』。
旦那は『ざる蕎麦&天丼』。

さて、いつものANA便で出発です。

さらば、仙台!

窓側争奪ジャンケンの結果、私が通路側、旦那が窓側を陣取りました。

が、窓の外には目も向けず「ONE PIECE」の新刊に夢中の旦那。


かと思えば、前日まで仕事で横浜に居た旦那は出張帰りの疲れもあり、本を閉じて秒で爆睡。

・・・寝ちゃうなら通路側の席を譲ってくれれば良いのに!

景色も見えず話し相手も居ない通路側の私は、ひたすら読書をして3時間を凌ぎました。


はいたい、那覇!

石垣島行きのANA便に乗り継ぎです。
このまま一時間ほどのインターバルなので、とりあえず『ブルーシール』をやっつけました。

すっきりさっぱりの爽やかな味で美味しい。

無駄にピントがバーコードに・・・。

さて、石垣島行きの便に乗り継ぎです。
ジャンケンの結果、またもや私は通路側。 

ふてくされているうちに『南ぬ島 石垣空港』に到着しました。  

はいたい、石垣!

空港から市街地まではバスが運行していますが、時間短縮の為にタクシーを使用しました。

バスなら片道一人500円程で、待ち時間を含めて一時間弱。
タクシーなら片道一台3,000円程で、約30分。

今回はアラフォー夫婦の記念旅行なので、ちょっとの贅沢ならOKです。

乗り込んだタクシーの運転手さんは、かりゆしウェアにジーパン姿、日焼けをして真っ黒。
由緒正しい琉球顔をしています。

運転手さんのエンドレストークを聞いて、「沖縄に来たなぁ」という感慨に浸りました。 

発車した途端、唐突に「さっきスポーツ記者に怒られたさー」と話し始めます。
どうやら先程どこぞのスポーツ記者が乗車したらしく、その話をしているようです。

そこから派生して、気付けばプロ野球の話題。
ロッテの石垣島キャンプ真っ最中の時期です。
野球バカの旦那は運転手さんの話に乗っていましたが、私にはチンプンカンプン。

が、よくよく聞いていると・・・

運転手さんてば、プロ野球の話がいつの間にか具志堅用高の話になっています。
かと思いきや、どんな流れか石垣牛と八重山そばの話になっていたり。

もはやスポーツ記者の話の原形などなく、沖縄のお墓の話を聞いていたところで初日の宿に到着です。 


  HOTEL East China Sea 


客室数80室、全室オーシャンビューのホテル。
『石垣港離島ターミナル』の至近に位置しているので石垣島を拠点に八重山の離島へ渡る際には、とても便利な立地です。

海側からホテルを眺めるとこんな感じです。

建物は少し古いようですが、朽ちた感じは無く清潔で快適な印象です。

フロントスペースにはフリードリンクが用意されていたり、ロビーにはちょっとしたほっこりグッズが置いてあったりで、ゆるく温かいおもてなしに和みます。

目の前にフェリーターミナルを見下ろすツインルームのお部屋は、シンプルですがソファーやバルコニーもあり快適です。

朝9時に家を出て、ホテル到着は18時。

仙台から石垣島へ2,200kmの移動で、1日目は終了・・・
なんてことなく!

ホテルの無料レンタサイクルを借り、石垣牛を求めて外へ繰り出します。


炭火焼肉 やまもと

石垣島NO.1の焼肉屋さん。(かこね調べ)
ピーク時には3ヶ月前に予約で満席になることもあるという人気店です。

巷では 【 石垣島行きの航空券を予約したら、次は宿より先に『やまもと』を予約すべし 】 と、囁かれているとかいないとか。

旦那にちょっとした縁があり、今回は数日前の時点で席を押さえていただいてしまいました。
有り難い。

旅の初日ということもあり、とりあえず食べたいものは全部食べようと意気込みます。

旦那 「上カルビと上ロースはマストでしょ」
かこね「賛成!あとビールね」

旦那 「牛タンとホルモン系も頼んでいい?」
かこね「いーよ!あとビールね」

旦那 「焼きシャブってなんだろう?」
かこね「頼んでみよう!あとビールね」

旦那 「カルビもっと食べたい・・・」
かこね「はい追加!あとビールね」

旦那 「豚トロ・・・」
かこね「食べよう!あとビールね」

旦那 「ミノも食べたいかも」
かこね「オッケ!あとビールね」

一皿一皿のお肉が、もはやアートです。
中でも特に『焼きしゃぶ』が絶品でした。

写真を撮った時には既に数枚消化済み。
お肉を軽く炙って・・・

玉ねぎを乗せていただきます。

私の人生史上最高のお肉でした。
石垣牛最強! 

神戸牛も松坂牛も、元を辿ればみんな石垣の牛なんだそうですね。
日本各地の生産者が石垣の仔牛を仕入れて、神戸や松阪で育ったその牛が、各地のブランド牛になるとのこと。
石垣牛最強! 

さて、お会計です。
調子に乗って飛ばし過ぎましたが、お値段以上の肉質と味に大満足。
石垣牛最強!

端数の6円を、サービスしてくれていますね。
地味に嬉しいです。

石垣牛、最THE高!
幸せ気分の肉テンションでホテルに帰還です。

1日目、就寝。

TOP