2019/02/21
*** 6日目 ***
【移動】北谷→浦添→那覇→仙台
今日はもう沖縄旅の最終日です。
目覚めて部屋に漏れる光で薄々予感はありましたが、確認をする為にカーテンを開きました。
やっぱりね。
旅行あるあるのひとつ、帰る日に限って晴れ!
この青空を、もっと早く見たかったのになぁ。
今回は朝ごはん無しのプランで宿泊しましたが、館内のレストランでは沖縄食材を使った美味しい朝ごはんをいただけるんですって。
ラ・ジェント・ホテル沖縄北谷は、綺麗で使い勝手が良く、快適に過ごすことができました。
アメリカンビレッジや宮城海岸までは少し距離があるものの徒歩圏内ですし、トゥクトゥクやレンタサイクルがあるので、ここを北谷滞在の拠点にして過ごすのも良いかもしれません。
ホテル周辺は開発中でお店等も増えていくでしょうし、今後の周辺施設にも期待しています。
あちこちに快適でお手頃なホテルが続々オープンする中で、トゥクトゥクの送迎サービスは他のホテルに無いこのホテルの特徴なので、続けて欲しいな。
ヤクルトキャンプ
ANA SPORTS PARK 浦添
さて、ヤクルトのキャンプに向かいます。
キャンプ期間中は何度か他球団との練習試合が組まれていますが、今日は浦添のキャンプ地でヤクルト vs DeNAの試合があるんですって。
浦添へ向かう途中、DeNAのキャンプ地になっている宜野湾市立野球場の前を通りました。
立派な門構え。
造りは首里城にある守礼門に似ていますが、門の屋根部分には『歓海門』と記されています。
首里城には城郭への第一正門である歓会門がありますが、こちらは『会』ではなくて『海』。
『歓海門』は1994年に開門されたようなので、守礼門と歓会門をオマージュしているのかな?
この門の向こう側はビーチやコンベンションセンターを擁する海浜公園になっており、その公園の一角に宜野湾市立野球場があるようです。
今回はセ・リーグのキャンプ地めぐりがメインの旅ですが、DeNAのキャンプ日程と私達の旅程が合わず、宜野湾キャンプはまたの機会に。
宜野湾市立野球場から車で10分/北谷から20分程で、浦添市にあるヤクルトのキャンプ地『ANA SPORTS PARK 浦添』に着きました。
那覇からは、車または乗換なしの路線バスで30分程なので、比較的アクセスが良さそうです。
今年の10月にはゆいレールが浦添まで延伸開業するので、アクセス手段も若干変わるのかな。
ゆいレールの球場最寄駅は浦添前田駅となりますが、そこから球場へは歩いて20分程の距離。
20分かぁ・・・。
二球団の練習試合が行われるということもあり平日でも訪れる方が多いようで、09:00の時点で球場に近い立体駐車場は満車状態でした。
立体駐車場をぐるっと一周した結果、運良くラスト一台だけ空いていたスペースに駐車成功。
この後は道路を渡った先か、周辺にあるちょっと離れた駐車場に誘導されてしまうようです。
駐車場から球場までは、歩いて5分程の距離。
途中に屋台がありましたが、数は多くないので混雑時には長蛇の列になるかもしれませんね。
混み合う日に訪れる際は、あらかじめ何か用意をして来た方が無駄なく過ごせる気がします。
まだ空いている時間ですし、朝ごはん抜きでホテルを出発したので、屋台でたこ焼きを購入。
たこ焼きは私が持ち歩いていたのですが、写真を撮りながら進んでいるうちに存在を忘れてしまい、開けた時にはこんな状態でした。
浦添の球場が新鮮な形状。
一般的な球場はゲートから高い位置にある観客席まで階段を上がっていきますが、ここはゲートを抜けた先が一番高い位置になっています。
そこから段差に設けられている観客席を下りていく仕様で、地面を大きく掘ったようなすり鉢状の底の部分がグラウンドといった形でした。
更には、球場周辺の小高くなった丘に住宅が建てられているので、そこに住んでいる方々は自宅の窓やベランダから球場を見下せそうです。
元々の地形を利用して球場を作ったのでしょうけれど、あまり見たことのない形状ですよね。
各選手がどんな人なのかをイメージするには、旦那が発する謎の一言回答では至難の業です。
もうちょっと、野球に疎い私にも理解できるように各選手の説明をして欲しいんだけどなぁ。
時折、普天間飛行場を離発着する機体が、物凄い音と共に頭上の低空を飛び交って行きます。
移動中ですし至近距離でしたので、正面からカメラを構えるのは失礼かと思い、後ろ姿だけ。
DeNAの選手は、メイン球場から少し離れた運動場でウォーミングアップをするようです。
午後からの試合も観たいところですが、飛行機の時間があるので、残念ながらここで終わり。
浦添から那覇空港へ
折角なので、昨年開通した浦添北道路と臨港道路浦添線を走って、海を見ながらドライブを。
・・・が、渋滞に巻き込まれ、飛行機に間に合わなかったらどうしようと不安になりました。
それでもやっぱり海を眺められるのは嬉しい。
ナビが古く、通っている道路が反映されておらず、海上を走っていることになっていました。
途中、今年の夏にオープンする大型商業施設『サンエー浦添西海岸 PARCO CITY』も通過。
北中城のイオンモール沖縄ライカムと同様に、地元の方や観光客で賑わうようになるのかな。
浦添ではノロノロながらも進んでいた渋滞は、那覇市に入って完全に止まってしまいました。
旭橋のリーガロイヤルグランを横目に渋滞。
飛行機に乗り遅れたら、リーガロイヤルに泊まって明日帰ることにしよう!と、密かに思っているうちにレンタカー屋さんに到着しました。
むしろ間に合わなくても良かったのに・・・。
リーガロイヤルに泊まりたかったのに・・・。
もう既に明日帰る気になっていたのに・・・。
琉球回転寿司 海來
沖縄旅が終わってしまう寂しさを旦那に八つ当たりしながら、名残惜しくも那覇空港へ到着。
搭乗まで意外と時間に余裕があったので、毎度の回転寿司で沖縄旅最後の食事を満喫します。
那覇空港の4階南側の一番奥に店舗を構える、沖縄ならではのネタを楽しめるお寿司屋さん。
席からは飛行機と海が見え、楽しかった沖縄旅を思い出しながらのお食事に適したお店です。
沖縄を訪れた際は、沖縄を発つ前に大抵ここで食事をするので、最終日の旅行記は毎回お寿司の写真が満載になってしまいます・・・。
今回も懲りずに。
左から、マグロ/セイイカ/タマン/イラブチャーの順で並んでいます。
これ。
見た目はこんなに鮮やかな色合いをしているのに、白身魚だというのは意外な気もします。
とは言え、赤身のイメージでもありませんが。
例えば中身も蛍光の水色であればさもありなんとは思うものの、食欲は沸かないだろうなぁ。
結果、白身で正解かも。
車海老の生産量日本一は久米島ですが、他にも竹富島や宜野座村で車海老の養殖が盛んです。
昨日訪れた宜野座には、美味しい車海老を食べることができる有名なお店があるんですって。
今回は朝ごはんトラップによりお腹がいっぱいで訪れる余裕がありませんでしたが、また宜野座村を訪れる際には是非立ち寄ってみたいな。
正式なメニュー名は、
です。
今回は石垣島には行っていないし普通の県産和牛で十分じゃない?という旦那の意見を振り切り、調子に乗って奮発し過ぎてしまいました。
沖縄の美味しいものをお腹いっぱいに食べて、去り難い気持ちが少しだけ減った気がします。
次に訪れるまでの元気チャージができました。
那覇空港散策
飛行機に間に合うかと心配する必要は無かったようで、搭乗までまだ時間に余裕があります。
二階の中央にあるウェルカムホールは、プロ野球沖縄キャンプの各地&各球団を紹介する『めんそーれパーク』となっていました。
各球団のユニフォームを展示しているだけではなく、お気に入りチームのユニフォームを着て写真撮影ができるスポットもあるようです。
更には、『プロ野球沖縄キャンプ攻略ガイドブック2019』と記された無料冊子もありました。
各球団監督のメッセージに始まり、本島の他、久米島や石垣島、沖縄で行われる全てのキャンプ地の見どころやアスセスが載っています。
キャンプ地限定グッズやオススメスポット&オススメグルメまで紹介されている充実の内容。
またキャンプ時期に沖縄を訪れる際は、那覇空港でまずこの冊子を手に入れたいと思います。
ここ数年、沖縄ステッカーをコレクションしている旦那は、ハワイ風とパタゴニアをオマージュしたステッカーを嬉しそうに購入。
フェイスブック仕様のステッカーは私のです。
どこに貼ろうかなぁ。
一階の一角では、牧志で人気を博す『ポークたまごおにぎり本店』に行列ができていました。
ポーク玉子自体は、沖縄の家庭や定食屋さんでよく作られている沖縄ソウルフードですよね。
缶詰のポークランチョンミートを焼いて、玉子焼きやスクランブルエッグを添えた一品です。
その一品をごはんで挟んで更に海苔で巻いたものが、その名の通り「ポーク玉子おにぎり」。
程良い塩気と旨味が絶品で、大好物です。
牧志にあるポークたまごおにぎり本店は07:00の開店から行列で、タイミング次第では注文から受取まで一時間待つこともあるんですって。
一度食べてみたいと思っていました。
が、先程お寿司を食べたばかりです。
だというのに、気付けばものすごく食べたそうにお店を見つめている旦那の後ろ姿が・・・。
さっきミーバイで
沖縄食べ納めって
言ってなかった?
結局、何故か3つも購入してしまいました。
注文をしてから作り始めてくれるのですが、10分程で受け取ることが出来たので、牧志の店舗よりは待つことなく済むのかもしれませんね。
さて。
搭乗前に何か飲み物を買ってきて欲しいと旦那に頼んだところ、戻ってきた旦那が手にしていたのはシークヮーサードリンクと・・・、
ブルーシールのソフトクリーム!
さっきミーバイで
沖縄食べ納めって
言ってなかった?
女子か。
結局、私もソフトクリームをお裾分けしてもらってしまい、名残惜しくも飛行機に搭乗です。
バイバイ、沖縄!
那覇から仙台へ
約3時間の空の旅ですが、行きよりも帰りの方が、毎回あっという間に感じてしまいます。
歌舞伎verの機内安全ビデオも大分見慣れましたが、やっぱり毎回見入ってしまいます。
機体はゆっくり瀬長島の方向へ。
沖縄を見下ろして感傷に浸りたいところですが、すぐに雲の中へ入ってしまいました。
日が覚めると三河湾の辺り。
結構長く寝てしまったみたいです。
しかも飛行機と共に!
旦那は、富士山よりもFFに夢中。
はー?違いますー
これはファイナル
ファンタジーですー
子どもか。
旦那の言い草に腹が立ったので、ポークたまごおにぎりを食べてお腹を満たすことにします。
凄いボリュームです。
ちょっとおやつに・・・というボリュームではなく、しっかり一食分になるくらいがっつり。
私が一人でもぐもぐしていると、旦那も釣られたようでゲームをやめて食い付いてきました。
こちらも、やっぱり凄いボリューム。
2個食べる!と言い張り、もう1個ノーマルのポーたまも買っていたのですが、このボリュームに流石に旦那もギブアップだったようです。
ノーマルのポーたまは、そのままお家に持って帰って、今日の旦那の夜ごはんになりました。
今回も、沖縄にたくさん癒された毎日でした。
プロ野球のキャンプ地めぐりがメインとなりましたが、どんな過ごし方でも沖縄に身を置いているだけで気持ちが満たされて元気が出ます。
最後に。
沖縄から仙台へ帰ったその足で、地元の本屋さんに寄って、話題の『宝島』を購入しました。
戦後、米軍統治下の沖縄を描いた一冊です。
帰ってきてから買おうと決めていたのですが、読んでみて、この本は行く前に買って持参し、沖縄滞在中に読めば良かったと後悔しました。
*** 2019年2月沖縄/本島中部 ***
これにて終了です。
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