2019年7月沖縄/本島<2> ベストウェスタン沖縄幸喜ビーチ
2019/07/19
*** 2日目 ***
【移動】浜比嘉島→名護
【宿泊】ベストウェスタン沖縄
浜比嘉島の朝
お宿の予約をした時点では、浜比嘉島の東側に泊まるので、翌朝は海から昇る朝日を望もう!
前夜の時点で完全に諦めており、朝日ではなく朝寝を楽しむことにシフトチェンジしました。
本来、朝日の後は人がまだ少ない海でシュノーケリングを楽しむつもりでいたんですけどね。
お宿のチェックアウトは11:00までなので、09:00過ぎに起き出して、のんびり過ごします。

かこね
ん?

かこね
なんかいる・・・

かこね
カニーッ!!!
窓と網戸の間に一匹のカニが潜んでいました。
一瞬室内に居るように見えてビビりましたが、よく見るとガラス窓の外側に居て、網戸のサッシに阻まれて閉じ込められてしまったみたい。
いつの間に入ったんだろう?
網戸を動かしサッシの位置をずらして窓との隙間を作り、外へ出る経路を作ってあげました。
そして。
浜比嘉島の海を眺めながら、ゆったりとマイペースに過ごすことのできる素敵なお宿でした。
浜比嘉島には見どころがたくさんありますし、橋を渡った先の周辺の島々も魅力がたくさん。
次回訪れる機会には、連泊して過ごしたいな。
次回訪れる機会には、晴れた日がいいな。
BONES

かこね
お腹減ったね
なに食べよっか?

相方
WE MEAT!

かこね
ミート?

相方
うるまの肉料理
お宿に置いてあった『うるまはうまいドライブガイド』なるものを、夢中で読んでいた相方。
ステーキや焼肉のお店が紹介されている中で、目をつけたのはハンバーガーのお店とのこと。

相方
ガッツリ行くぜ!
うるまへ
各地で行われているバーガーフェスで受賞をした、人気のハンバーガー屋さんなんですって。
開放的な雰囲気のスペースですが、奥まった山の中に位置しているので、隠れベースのよう。
私たちが入店した際は先に数組が来店していたのですが、帰る頃には満席になっていました。
すごい高さ・・・。
20cmはありそうなパンチ強めのバーガーは、高ければ高いほど美味しいという認識でOK!
こうなるともう、ぐちゃぐちゃであればぐちゃぐちゃであるほど美味しいという認識でOK!
美味しさが重すぎて、傾いてしまっています。
もはや、いっそもうハンバーガーは傾いていれば傾いているほど美味しいという認識でOK!
注文をしてから運ばれてくるまで時間がかかりますし、食べ終わるまでも時間がかかります。
私たちはトータルで一時間以上かかりました。
と、書きたいところなのですが。
実はこの『BONES』、残念なことに今年の9月いっぱいで閉店してしまったんですって。
またいつか同じ場所、もしくはどこか別な場所で、このハンバーガーが復活して欲しいなぁ。
オリオンハッピーパーク
危惧していた台風は本島の西へ進路が逸れたようで、風は強いものの雨は降っていません。
今日のホテルのチェックインは15:00から。

かこね
時間まで
どうしよっか?

相方
二時間以上
余裕あるね
とはいえ、台風の影響でまだまだ雲が厚く、絶景スポットを訪れてもその美しさは望めそうにありませんし、風が強いので海遊びも難です。

相方
パイナップル
パークは?

かこね
興味ないップル

相方
フルーツらんどは?

かこね
興味ないらんど

相方
シークヮーサー
パークは?

かこね
興味ないワーサー
何故か果物縛りで提案をしてくる相方。
どうやら南国の果物が食べたいみたい。
でもなぁ。
行ったら行ったで誰より満喫し、120%楽しむ自信がありますが、どうも食指が動きません。
今は果物っていう気分じゃないんですよね。
お腹がいっぱいですし、喉が渇いているし。

かこね
南国の果物よりも
南国の飲み物が良い

相方
南国の飲み物・・・
頭に浮かんだのは、二人とも同じ飲み物。

かこね
!!!

相方
!!!
アイコンタクトで行き先が決まりました。
名護市にある『オリオンハッピーパーク』。
オリオン教の熱心な信者としては、いつかは拝礼に訪れなければならないと思っていました。
今日がその日!
オリオンビールの製造を一手に担う名護工場では、年末年始や休業日を除いて毎日、ガイドさんと一緒に工場の見学をすることができます。
ただし、週末は工場作業がお休みなので、動いているラインは見ることが出来ないようです。
空いていれば飛び込みで参加をすることも出来ますが、事前予約をしていた方が無難みたい。

相方
もしもし
工場見学の予約を
お願いします
うるま市から名護市に向かって、一心に車を走らせる運転席の私の横で、オリオンビール工場に電話をして予約を取り付ける助手席の相方。
こういう時の、暗黙の連携プレーは抜群です。

相方
到着時間ですか?

かこね
あと20分で着くよ
(小声)

相方
・・・30分後に
着きます
どこかへ向かう際、実際の時間より少なく見積もる私の癖を、よく熟知している相方の手腕。
きっちり30分後に到着しました。
一階にあるロビーで工場見学の受付をします。

受付
車を運転する方は
いますか?

かこね
はい、います!

受付
では、これを

かこね
!!!
そっか。
聖地で御神酒を飲めるとわくわくして来ましたが、私、この後も運転があるんでした・・・。
工場見学の最後にオリオンビールが飲めるお楽しみタイムがあるものの、ハンドルキーパーはノンアルコールで我慢しなければなりません。
受付を済ませたら、二階のギャラリーにてオリオンの歴史を学びながらスタートを待ちます。
今回の見学ツアー参加者は、全員で20名程。
ビールの原料、ホップ。

ガイド
ぜひホップの匂いを
嗅いでみてください

かこね
くっさ!
ビールはあんなに美味しいのに、ホップは半乾きのダンボールを放置したような匂いでした。

ガイド
ぜひ仕込室の中へ
入ってみてください

かこね
あっつ!
ビールはあんなに冷やして飲むのに、仕込室はスコール前の湿度と温度の熱帯のようでした。
チーム毎に、持ち場へ運ばれていく瓶。
一個欲しい・・・。
野球観戦に行き、ビールの売り子さんが背負っているビール樽を見る度に、欲しくなります。
さて。
壁に敷き詰められた、1,200個のオリオン缶。
1分間で作られる360ml缶の数なんですって。
見学の後は、お待ちかねのオリオンタイム。
ただし、ハンドルキーパーはノンアルコール。
こちら、相方のノンじゃない方の生ビール。
きめ細やかな泡立ちと黄金の深みある色が、ノンアルコールビールとは一線を画しています。

相方
旨ーっ!
私の隣で、遠慮なく生ビールを堪能する相方。
このビールサーバーも欲しい。
レストランの横にはオリオンショップがあり、オリジナルグッズを購入することができます。
晴れた日はどうしても景色を堪能しに出かけてしまうので、今日の様に残念なお天気の日でもないと、なかなか訪れる機会がなかったかも。
またいつか、今度は旦那をハンドルキーパーに従えて、再訪しようっと。
ベストウェスタン沖縄幸喜ビーチ
外観を見る限りではマンションの様で若干戸惑いますが、館内は小綺麗で快適な空間でした。
数年前に、リニューアルしたんですって。
このホテルは、昨日、急遽予約をしました。
選んだ決め手は、コスパの高さです。
選んだ決め手は、コスパの高さです。
二面の窓に映る沖縄の海!
お部屋の大きさは30㎡と狭すぎず広すぎず。
ベッドにごろごろしても望める、この眺め。
青空だったら言うこと無しなんですけどね。
波打ち際から水平線まで、一望できます。
左は部瀬名岬を見渡せます。
早くにチェックインをしたので、夜ごはんの時間までは、まだまだたっぷり余裕があります。
先程、オリオンビール工場の見学をしてきたばかりなので、いつも以上に美味しく感じます。
ならば。
とはいえ微妙なお天気なので、長居せず退散。
その後はお部屋で、美らタイム。
私も相方も本が好きなので、海の景色を視界に入れつつ、それぞれ読書をして過ごしました。
が、予約の必要はなかったみたい。
海を目の前にして、まずはあっり乾杯!
沖縄の海と、冷えたオリオン。
お湯をくぐらせて自分で作る、アグー豚のしゃぶしゃぶや沖縄そばに、グルクンの天ぷらも。
デザートとフルーツまでやっつけて、大満足。
恒例のお風呂じゃんけんは、珍しく私が負けてしまい、お先に相方へバスタイムを譲ります。
ここのバスルームがとっても良かったんです。
でも、あれですね。
この手のレインシャワーを浴びていると、頭の中に思い浮かぶのはただ一人、世界のワタベ。
今まで使ったことがあるシャワーの中で、ここのシャワーが一番のお気に入りになりました。
このシャワーの気持ち良さを語り合いたくて、お風呂上がりに相方に声をかけると、

かこね
ねぇねぇ
このシャワー・・・

相方
私今世界のワタベ!
って思ったよね!?
食い気味でワタベ論を持ち出されました。
2日目、就寝。
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