2019年7月沖縄/本島<1> Tripshot Villas Hamahiga

2019/07/18

*** 1日目 ***
【移動】仙台→那覇→浜比嘉島
【宿泊】Tripshot Villas Hamahiga

「ダナス」と名付けられた台風5号が、沖縄に向かって北上を続けている最中、仙台を出発!

今回はスカイマークを利用します。
神戸へ飛んで、乗継をして那覇へ。

夏のダイヤは仙台から神戸に向かう機体がそのまま神戸から那覇へ向かうので、ミニマムの乗継時間で効率がよく、万一遅延をしても経由地で乗り遅れる心配もないので、使い勝手抜群。

日頃利用するANAの直行便より出発が早い分、現地に着く時間も早く、初日を有効に活用できますし、何よりお手頃な運賃が魅力です。

バイバイ、仙台!





神戸経由で仙台から那覇へ

飛び立って水平飛行に入った途端、牛たん&笹かまの仙台名物ツートップで、朝ごはんです。

牛たん感が少なくて物足りなかった・・・。

スカイマークでは、ドリンクだけではなく、一緒にキットカットを配ってくれるんですよね。

ひとつひとつにスカイマーク就航都市のイラストが描かれていて、渡されたのは鹿児島仕様。

沖縄仕様か仙台仕様が欲しかったなぁ。

スカイマークは今年で就航20周年なんですね。

写っているのは前の席に座っている相方の頭。

相方も私も窓側死守派なので、一緒に旅をする際は横並びではなく毎回縦並びで搭乗します。

翼の先に描かれているトランプのマークも、スカイマークに搭乗した際のお楽しみのひとつ。

今回はスペードでした。

空の上はこんなに青いんだけどなぁ。

仙台から神戸まで、下には始終厚い雲が広がっていて、景色を見渡すことは全くできません。

沖縄へ行く際のいつもの航路とは異なった景色が見られるかと期待していたのですが、残念。

一時間半程で、定刻通り神戸へ到着しました。

仙台便の神戸到着から那覇便の神戸出発までは、規定の最低乗継時間ぴったりの35分。

ボーディングブリッジの先で係りの方が待っていて、直近の乗り継ぎがある人は到着口を出ずに、そのまま搭乗待合エリアに移動できます。

航空会社数社が神戸空港に就航していますが、就航便の7割近くがスカイマークのようです。

続いて搭乗する那覇便も、定刻通りに離陸。

但し、向かう先の沖縄は台風が接近している悪天候のようで、引き返しや別空港へ着陸する可能性もあるという条件付き運航となりました。

無事に沖縄へ着陸できますように。

ばいばい、神戸!

お、淡路島。

このまま進めば、四国も眼下に望めるかな?

と楽しみにしていたのに、残念ながら雲上へ。

仙台から神戸へ来た同じ機体にそのまま乗っていますが、先程は右、今度は左の窓側席です。

翼の先に描かれているマークは、クローバー。

今回は左右で異なるマークの機体なんですね。

渡されたキットカットは神戸デザインでした。

やっぱり沖縄か仙台のが欲しかったなぁ。




着陸できずゴーアラウンド

神戸から那覇へは、二時間ちょっとの距離。

飛行高度がだいぶ低くなり窓の外を眺めると、雲の隙間から水納島を望むことができました。

この先は沖縄本島の西海岸を眺めながら那覇空港へ到着〜!と思って窓の外を眺めていたのですが、いつまで経っても陸が見えてきません。

見えているのはずっと海だけ。

変だなぁと不思議に思い始めたところで、



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 那覇空港混雑のため 
 当機の到着は20分程 
 遅れる見込みです 




との機内アナウンスが流れました。

どうやら、着陸時間を調整するために西の方角へ旋回したので、陸が見えなかったようです。

粟国島の近くを飛んでいたみたい。

到着時間が遅れてしまうのは残念ですが、台風が近付いている中、着陸できるだけでも上等。

20分程度の遅れなんて、なんくるないさー。

などと思っているうちに高度がぐっと下がり、窓の向こうに陸が見えてきて、着陸態勢へ。

空港の敷地に差し掛かり、無事に着陸!かと思いきや、強い重力で体が背もたれ側に引かれ、機体のスピードが増して上昇し始めました。



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かこね


 あれ? 




そのまま上昇し続ける機体。

窓の向こうには、流れ去る那覇空港の景色。



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かこね


 ゴーアラウンド! 




着陸態勢に入っていた機体が何らかの理由で着陸を断念して、再び上昇するというあれです。

下地島空港でゴーアラウンドの練習をしている機体を眺めたことはありますが、乗っている機体がゴーアラウンドをしたのは初めての体験。

機内は若干ざわついていますが、思いがけない体験で妙にテンションが上がってしまいます。



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 強風のため 
 当機は着陸を一旦 
 見合わせました 




機体に対する横風が強かったのが原因みたい。



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 那覇空港への到着は 
 40分後の見込みです 




風の状況や再び着陸態勢に入る為の旋回、離発着する他の機体との兼ね合いもあるので、直ぐにやり直しとはいかないものなんでしょうね。

早く沖縄を満喫したい気持ちはありますが、安全に無事着陸するためなら仕方がありません。

40分程度の遅れなんて、なんくるないさー。


地図アプリで、現在地を確認。
どこに向かっているんだろう?

このまま南下して、宮古空港や石垣空港へダイバートをするなら、それはそれで大歓迎かも。

ですが、台風の最接近で宮古島や石垣島は本島以上に雨や風の影響を受けている頃だろうな。

宮古島も石垣島も大好きなので、大きな台風被害が出ていないことを願いつつ、機体は旋回。


現在地はここ。

窓の向こうを眺めると久場島が見えています。
久場島は慶良間諸島の最西に位置する無人島。

どうやら沖縄本島の南西沖を時計回りにぐるりと一周して、再び那覇空港へと向かうみたい。

続いて見えてきたのは、渡名喜島。
いつか訪れてみたい島のひとつです。


慶良間諸島と久米島の中間に位置する、沖縄の原風景が残っている美しい島なんですってね。

そこから本島方向へ進み、再び着陸態勢へ。

二度目の態勢で機内に若干緊張感が張り詰める中、今度こそ無事に那覇空港へ着陸しました。

機長さん、ありがとう。

後から今回のフライトレーダーを見てみたところ、こんな感じで本島南西を飛んでいました。


結局、予定時刻よりトータル1時間以上遅くなりましたが、無事沖縄に到着できて良かった。

はいたい、沖縄!




沖縄食材の買い出し

雨と風が強いので、今日はレンタカーを借り、このまま真っ直ぐお宿へ向かうことにします。

が、ここで私のスマホに、沖縄っぽい市外局番の知らない番号から電話がかかってきました。



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かこね


  はい、かこねです 




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お宿


 こんにちはー 
 浜比嘉島のお宿です 




発信元は、本日の宿泊を予約しているお宿。



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かこね


 お世話になります 
 今那覇に着きました 




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お宿


 実は、 
 このお天気なので 
 お詫びがありまして 




今日のお宿は、本島の東に位置する浜比嘉島。
海を横切る海中道路で本島と繋がっています。

もしかしたら悪天候で道路が閉鎖されたとか?
と、一瞬身構えましたが、



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お宿


 BBQ機材の貸出が 
 難しいので・・・ 




悪天候でBBQは出来ないので、夜ごはんは室内キッチンを使用してね!という連絡でした。

お宿を予約した際、夜ごはんはお庭でBBQをしようと機材の貸出をお願いしていたんです。

BBQをするかしないかで買い出しする食材も変わってくるので、親切に電話をくれたみたい。

なんくる、なんくる。

スーパーに立ち寄って、お籠り用の買い出し。

沖縄ならではの商品が沢山並んでいて楽しい!

ちゃんぷるー用の適量具材もあって便利です。

『モーウイ』は、ウリ科の島野菜。

琉球王朝時代には、琉球料理の食材として用いられていて、高貴な食べ物だったんですって。

沖縄の言葉で『モー』は「毛」という意味。
景勝地の『万座毛』も同様の呼び方ですね。

『ウイ』は「ウリ」という意味だそうです。

モーウイをはじめ、あれこれ買ってみたくなってしまいますが、手抜きアイテムのみを購入。

今日の夜ごはんは、これらで沖縄料理の予定!




  Tripshot Villas Hamahiga
コンクリート造りが素敵な、4室のヴィラ。

今年の2月に宿泊した、沖縄市にある『Tripshot Hotels KOZA』と同じ経営のお宿です。

浜比嘉島の北東側に位置していて、建物は豊かな緑に囲まれていますが、お宿の目の前は海!

一棟が二室に分かれていて、一部屋毎に内階段が備わった、メゾネットタイプのヴィラです。

私たちのお部屋は左側の棟の右側のお部屋。

玄関から中に入ると広いリビングが広がっていて、奥にはIHの一口コンロを備えたキッチン。

冷蔵庫とレンジは勿論、調理器具や食器、油の他に、ちょっとした調味料も完備しています。

二階には、ベッドルームとバスルーム。

今回のお部屋は緑に面したバスルームですが、海に面したバスルームのお部屋もあるみたい。

チェックインの際にいただいたバスソルトを入れて、のんびりと入浴タイムを堪能しました。

ベッドの脇はカウンターデスクになっていているので、晴れた日にここからぼーっと海を眺めて過ごせば、至福の時間を味わえそうですね。

今日は雨風が強く、海を眺めて過ごすにはちょっと残念なお天気なので、リビングでオリオンビールを嗜みながら至福の時間を味わいます。

これはこれで極上!




明日のお宿探し

さて。
私たちにはミッションがあります。

明日のお宿がまだ決まっていないので、どこか良いお宿を探して予約しなければなりません。

本来、明日は本島を北上して、やんばるの北部にある国頭村のお宿に泊まるつもりでしたが、台風の影響で予定を変更することにしました。

今日のお宿は浜比嘉島。
明後日のお宿は大宜味村。

ですので、明日のお宿は、浜比嘉島と大宜味村を結ぶ線上にあるエリアにしたいところです。

候補としては、恩納村や名護市がある西海岸エリアか金武町や宜野座村がある東海岸エリア。

大好きな今帰仁や備瀬のある本部半島も候補。

日頃から気になる沖縄のお宿を謎にストックしているので、その中から幾つか選んでみます。

が、どのお宿も室数の少ないスモールホテルが多く、前日の時点では既に軒並み満室でした。

一軒、今帰仁にある大好きな居酒屋が経営しているお宿に空室があったのですが、その居酒屋の名物コンビが今日は出張中で不在とのこと。

お宿自体も素敵ですが、私と相方にとって、そのお宿に泊まりたい一番の魅力は居酒屋の名物コンビなので、今回は見送ることにしました。

小さなお宿は諦め、大きなホテルを探します。

お天気が良くないのは分かっているので、食事も館内レストランで完結できるホテルが候補。



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かこね


 ハイアットは? 




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相方


 食事なしで 
 一人30,000円! 






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かこね


 ブセナは? 




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相方


 食事なしで 
 一人35,000円! 






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かこね


 リッツは? 




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相方


 食事なしで 
 一人40,000円! 






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かこね


 ハレクラニは? 




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相方


 来週オープン! 





ダメ元で、夢を見てみました。

さすが、夏場のピークシーズンですね。
私たちのお財布事情では泊まれません。

夢を諦め、お手頃ホテルを探します。



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かこね


 予算は? 




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相方


 15,000円以内! 






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かこね


 場所は? 




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相方


 海沿い! 






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かこね


 条件は? 




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相方


 綺麗なとこ! 





結果。
名護市にある海沿いのホテルを予約しました。

初めて泊まるホテルですが、すぐ目の前にビーチと海が広がっているので、お天気が悪くても沖縄の海を眺めることが出来そうな立地です。

明日の宿泊先が決まって、ひとまず一安心。

これで心置きなくオリオンを堪能できますね。




沖縄料理の夜ごはん

本来は、リビングの前に広がるお庭でBBQを楽しもうと考えていましたが、雨と風に阻まれ、予定を変更してキッチンで自炊をすることに。

とはいえ、切る&盛り付ける(かこね担当)、焼く&温める(相方担当)の手抜き料理です。

キッチンにあるコンロは一口のみなので、本格的にお料理をするのは難しいかもしれません。

と、言い訳。

まずは、切るだけ&盛るだけのタコライス。

続いて、焼くだけの島豆腐ちゃんぷるー。

最後は、温めるだけのラフテー。


手間暇はかかっていませんが、どのお料理もオリオンビールが進む美味しい逸品揃いでした。

そうそう。
お宿の冷蔵庫を開けると、オリオンのグラスが予め冷やされた状態で用意されていたんです。

ちょっとしたことですが、とっても嬉しい!

お陰で、美味しいオリオンを味わえました。

キッチンの他にも、バスルームの脇には洗濯機が完備されていますし、長めに連泊をして浜比嘉島や周辺の島々を堪能しながら、暮らすように滞在する沖縄旅に最適なお宿だと思います。

次回は連泊をして、ゆっくりお籠りをしたい。
その際は是非、晴れた日に訪れたいものです。

と思いながら、存分にオリオンビールを堪能。

これはこれで良き。

呑んだ暮れる以外に出来ることもなく、台風が接近している沖縄の由緒正しい過ごし方です。

1日目、就寝。

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