2020年1月本島・八重山<2> Birth the suite

2020/01/10

*** 2日目 ***
【移動】名護→古宇利島→備瀬
【宿泊】Birth the suite

朝、目が覚めると波の音が聴こえてくる環境。
オンザビーチのホテルならではの特典ですね。

カーテンを開けると青い空と青い海!

しばらく海を眺め、ぼーっとして過ごします。

「かねひで喜瀬ビーチパレス」は、抜群の立地とお手頃な料金、最高コスパのホテルでした。

ハードもソフトも、お値段以上だと感じます。

チェックイン&チェックアウトの対応をしてくださった女性スタッフさんの笑顔がとっても素敵で親しみやすく、気持ち良く過ごせたなぁ。

沖縄らしい苗字と沖縄らしいイントネーションにほっこりして、温かい気持ちになりました。

出発の前に、ちょっとだけ海へ。

一旦ホテルの玄関を出て、駐車場の脇にある雰囲気の良い小道を抜けると、数十秒でビーチ。

夏には海遊びを楽しむ方で賑わうんですって。

定番のマリンアクティビティは勿論、子供が楽しめる水上アスレチックも登場するそうで、夏の沖縄家族旅行にもぴったりのホテルですね。







オープンカーでゴーパチドライブ

今日のお宿は、北部の本部半島にある備瀬。
泊まっていた名護からは40分程の距離です。

名護のホテルを出たのは、10:00前。

向かうお宿のチェックインまで随分時間があるので、ブランチがてらドライブを楽しみます。



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旦那


 折角だから 
 屋根を開けよっか! 




お天気が良く風もないので、コンパーチブルの幌を倒して、開放感を味わうことにしました。

可愛い!

黄色を選んで良かったなぁ。

沖縄の海に映えますし、駐車場のどこに停めても目立つので探す手間がないですし、パッとした明るい色は気持ちも明るくなる気がします。

浮かれて車の写真を撮っていると、



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旦那


 これも撮って! 




謎にさんぴん茶を撮らされました。

黄色に黄色で全然絵にならない・・・。

さて、出発。

夏場より日差しが強くないので紫外線ダメージも気にならず、快適な居心地でとっても爽快。

今回の沖縄旅で私たちが掲げているテーマは、
『初めてのことを色々やってみよう!』です。




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かこね


 初めての 
 オープンカー 
 楽しいね! 




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旦那


 違う、違う 
 始めてのじゃないよ 





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かこね


 え? 
 初めてでしょ? 




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旦那


  初みてぃぬ 
 でしょ 




・・・謎にアコムのCMをぶち込まれました。

走っているのは、58号線。

「ゴーパチ」と呼ばれて親しまれているこの道は、那覇市から辺戸岬のある沖縄本島最北まで・・・かと思いきや、海を跨いで鹿児島県鹿児島市までを結ぶ日本一長い国道なんですって。

総延長884.4km

と言えば、東京から函館よりも長い距離!

奄美大島や種子島も貫いているそうです。

海中に道路があるわけではないのに同じ58号線を名乗るなんて不思議に思いますが、国道は「都道府県庁所在地など、特に重要な都市を連絡する道路」であることが条件とのこと。

ですので、58号線は海を跨いで沖縄県と鹿児島県の各県庁所在地を結んでいるんですね。

那覇と浦添の街を抜けて南国らしい街路樹が並ぶ宜野湾や北谷界隈、海を間近に走る西海岸沿い、やんばるの自然を体感できる北部エリア等、変化に富んだ眺めを楽しむことができる58号線は、沖縄ならではのドライブコース。

沿線にはいくつかの道の駅も点在しています。

ので、道の駅・許田に寄り道。

どこに停めても可愛い!




道の駅・許田

道の駅・許田は、沖縄自動車道の北の終点・許田インターから車で約3分の距離にあります。

本島北部を中心に、沖縄の特産品を数多く取り扱う他、沖縄ならではの美味しい食べ物や地元の新鮮な農産物が並ぶ、充実した道の駅です。

お、やんばる産のたんかん。

沖縄では、冬の代表的な果物ですね。

甘味が強く「南国のミカン」とも呼ばれる亜熱帯に適した柑橘類で、名護市を中心とした本島北部で特に盛んに生産しているとのことです。 

冬の時期は、沖縄お宿のウェルカムドリンクでたんかんジュースをいただくことも多いかも。

道の駅・許田では、本島北部にある観光施設のチケットを、お得に入手することができます。

美ら海水族館や今帰仁城址、パイナップルパークやフルーツランド、ブセナ海中展望塔や古宇利オーシャンタワー等、数多く取り扱っているので、訪れる予定のある方はこちらで予めチケットを購入しておくのも良いかもしれません。

が、今回の私たちのお目当てはこちら。

今回の旅のテーマ、
「初めてのことを色々してみよう」に則り、




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かこね


 沖縄の宝くじ売場で 
 初みてぃぬ購入! 




私はね。

旦那は国際通りや安里駅近くの宝くじ売場等、以前から沖縄でもたまに購入していたみたい。

金の弐千円札と金の豚に向かって、当選祈願。



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旦那


 なんか 
 当たる気がする! 




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かこね


 当たったら 
 石垣島のホテルを 
 スイートルームに 
 変更しようね! 




スイートルームの空室状況も抜かりなくチェックして、すっかり泊まれる気になっています。

が。     
先に結果を言うと、石垣島のホテルは当初の予定通りスタンダードのお部屋に泊まりました。

道の駅の一角で「SANGO」が出している名護Tシャツが、限定店頭販売されていました。

『ファッションで名護の自然を守る』をコンセプトに、購入金額の7.5%(名護%!)が沖縄県の環境保全活動に寄付されるんですって。



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旦那


 欲しい・・・ 




ここ最近、沖縄ローカルブランドのTシャツを熱心にコレクションしているんです、この人。



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かこね


 かっこいいね 
 買ってもいいよー 




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旦那


 どうしよう 
 悩む・・・ 




いいよって言ってるのにね。
悩むなら買えば良いのにね。

結果、買わずにお店を後にしました。





くるまえびキッチン TAMAYA

泊まっていたホテルは朝食なしでチェックアウトしたので、そろそろお腹が空いてきました。



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かこね


 選択肢 AとB 
 どっちがいい? 




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旦那


 ん? 





いつもの沖縄旅では偶発や思いつきでお食事処に入ることが多いのですが、今日はあらかじめ下調べをして、行きたいお店を絞っています。



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かこね


 海老のAと 
 バーガーのBだよ 




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旦那


 ん? 





選択肢Aは、海老のA。

屋我地島にある車海老の専門店、「くるまえびキッチン TAMAYA」に狙いを定めています。

選択肢Bは、バーガーのB。

名護湾に面した評判のハンバーガー屋さん、「キャプテンカンガルー」も捨てがたいところ。

どちらも大人気のお店でランチ時には行列が出来ることもあると聞いていたので、11:00のオープン時間を狙って訪れるブランチ作戦です。



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旦那


 じゃぁ、Dで! 




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かこね


 ん? 





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旦那


 どっちもいいねの 
 Dだよ 




では、ハンバーガーはまたの機会のお楽しみにして、「くるまえびキッチン TAMAYA」へ。

沖縄本島の車海老といえば、宜野座にある「車えびレストラン 球屋」が有名ですが、TAMAYA2018年にオープンした球屋の姉妹店です。

沖縄古民家風の可愛い外観。

お店の目の前にある、車海老の大きな養殖場。

養殖場直営のお店でいただく車海老だなんて、もう既に絶対美味しいに決まっていますよね。

楽しみ。

車海老の可愛いイラスト。

早よ、食べたい。

カフェの様な店内にはテーブル席とカウンター席があり、2030人は座れそうですし、大きな窓に囲まれていて明るく開放的な雰囲気です。

オフシーズンの平日でオープン時間直後のタイミングだったからか、お客さんは私たちだけ。

行列が出来る気配は、全くありませんでした。

むしろ、私たちがお店に到着した際、店員さんが外に出てのんびりと草むしりをしていた程。

メニューは活車海老と冷凍車海老の二通りで、どちらも海老の大きさを選ぶことができます。

大サイズだけ、ミリ単位で刻んできた。

一番小さくても13cmと十分な大きさで、一番大きなゴジラに至っては19cmですって。

海老なのに、ゴジラ!
いっそもう、ガッジーラ!

これは頼まずにはいられません。

ゴジラフライ。

スマホとほぼ同じ大きさで、大迫力。

サクサクのプリプリで食べ応え満点。

各サイズの活車海老は、お好みで塩焼き/お刺身/天ぷら/フライの調理方法を選べます。

続いて、大サイズの活車海老を。



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店員


 こちらの車海老を 
 お刺身にしますねー 




注文したメニューを料理する前に、実際に使用する海老をカゴに入れて見せてくれるんです。

これがまた新鮮。

ピチピチと元気に跳ねまくっているので、二匹を綺麗に収めて上手に撮ることができません。

この暴れ車海老が、こちらのお刺身に変身!

捌かれた後もピクピクと動いています。

可哀想で食べられない・・・とかいう気持ちは微塵もなく、美味しそうで仕方がありません。

プリップリのツヤッツヤ。



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旦那


 あれ!! 




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かこね


 どうしたの? 





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旦那


 今、身を食べたら 
 頭が反応した! 




どうやら、身を噛み締めた瞬間に、たまたまそのタイミングで頭がピクッと動いたようです。



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旦那


 たぶん痛みを 
 感じたんだよ 




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かこね


 ソウカモネー 
 (棒読み) 



その頭は、素揚げにして持ってきてくれるとのことで、一旦厨房へと運ばれていきました。

その間に、中サイズの活車海老天丼を。

これが、

こうなって、

こう!

熱々のプリプリで、とっても美味しい。

夢中で身ばっかりを食べ進めた結果、5尾分の頭ばっかりがお皿の上に残ってしまいました。

そのタイミングで運ばれてきた、素揚げの頭。

なにこの頭フェス。

とは言え、頭の部分にも甘味のある身が詰まっていますし、カリカリの食感もまた美味しい。

ビールのおつまみにぴったりです。

と、一人でオリオンを堪能していると、



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旦那


 痛いっ!!! 




食い意地張ってかぶりつき、頭の先のとんがったところに口の中をやられてしまったみたい。

可哀相に・・・。
結構な強度と鋭さで、かなりの凶器具合です。

その後の旦那は、厚い部分&とんがりだけパコっと外して食べる手法を編み出していました。





古宇利島の橋歩き

美味しい車海老を堪能し、今回のテーマ、
『初めてのことを色々やってみよう!』
の発動です。




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かこね


 海に架かる橋を 
 歩いて渡る! 




これまでも沖縄本島や宮古島から橋で繋がる島々へ訪れたことはありますが、手段は全て車。

橋から望む海を体感したくて、今回は初めて歩いて橋を渡ってみたいと目論んでいたんです。

今日のブランチを、あらかじめ選択肢AとBの二択に絞って用意していたのもその為でした。

選択肢AのTAMAYAがある場所は、屋我地島と古宇利島を繋ぐ「古宇利大橋」のすぐ近く。

対して、選択肢Bのキャプテンカンガルーは、本部半島と瀬底島を繋ぐ「瀬底大橋」の近く。

訪れたお店によって、そのどちらかの橋を歩いて渡ってみようと虎視淡々と企てていました。

というわけで、古宇利大橋へ。

以前、機内から見渡した一枚です。

全長1,960mの古宇利大橋。
橋の先に佇む古宇利島は、直径約2,000m

橋の全長と島の直径がほぼ同じなんですね。

まずは車で橋を渡ります。

そのまま、古宇利島をぐるっと一周ドライブ。

古宇利島と屋我地島、いずれも橋のたもとにも駐車場があり、どちら側でも基点にできます。

今回は、古宇利島側の駐車場に車を停めて、そこを基点に古宇利大橋を渡ることにしました。

今日は風もなく、穏やかで歩きやすいお天気。
光を受け、凪いだ青い海面がとても綺麗です。



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旦那


 魚いる! 




透き通った海の中に、小魚が群れていました。

縦縞の模様にも見えるけれど、何の魚かなぁ?

振り返って望む、古宇利島のビーチ。

この時点で、300mくらいの距離です。
まだまだ先は長い。

橋を歩いている人の姿は他にありませんが、時々自転車やランナーに追い抜かれていきます。

毎年開催されるマラソン大会『古宇利島マジックアワーRUN in 今帰仁村』では、古宇利大橋を渡るコースが設定されているんですって。

マラソン大会としては珍しく16:00スタートの大会で、夕暮れていく絶景を味わいながら走ることが出来る、人気の大会なんだそうです。

さて。
振り返って望む、古宇利島のビーチ。

この時点で、500mくらいの距離です。
さっきとあんまり変わりがない・・・。

ですが、海の青さが益々綺麗。



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旦那


 ダツいる! 




透き通った海の中を、ダツが泳いでいました。

旦那も私も、大好きなダツ。

ダツ目ダツ科ダツ属のダツ。
漢字では、駄津と書くダツ。
ダツと言いたいだけのダツ。

細長いシルエットで見てる分には良いのですが、ダツってば、結構危険な魚なんですってね。


小魚の光る鱗に向かって突進する習性があるそうで、人工の光にも反応し、時には海面を跳び出して猛スピードで突っ込んでくるそうです。

ですので、夜釣りやナイトダイビング等の船の光や、ヘッドライトは注意が必要なんだとか。

振り返って望む、古宇利島のビーチ。

この時点で、800mくらいの距離です。
だいぶ遠くなってきました。

そういえば。
沖縄ローカルブランドのTシャツ集めに嵌っている旦那の今日の装いは「RYUKYU」です。

頭文字のRと琉球花笠のデザインが可愛い。

着ているのは、沖縄県にある41の全市町村をモチーフにデザインした、カレッジ風Tシャツを扱う『レペゼンオキナワ』のものです。

現市町村の他にも「コザ」や「玉城」等、合併により市町村としては名前がなくなってしまった愛着ある旧名のTシャツもあるんですって。



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旦那


 沖縄Tシャツで 
 毎日過ごす! 




これもまた、今回の旅のテーマである初めてのことに沿って旦那が掲げているひとつみたい。

さっき見つけた名護Tシャツも、謎に我慢をせずに、やっぱり買っておけば良かったのにね。

向かう先、屋我地島側の景色。

この時点で、1,000mくらいの距離です。
やっと半分まで来ましたが、まだ先は遠い。



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旦那


 ねえ、分かってると 
 思うけど・・・ 




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かこね


 なぁに? 





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旦那


 向こう側に着いたら 
 また歩いて 
 戻るんだよね? 




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かこね


 !!! 




・・・ですよね。

風もなくお天気も良いのは嬉しいのですが、日差しが強くて気温も高く、結構な勢いで暑い。

この暑さの中で、往復4kmかぁ・・・。




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かこね


 もう戻ろっか  




ここで引き返すことにしました。
半分まで歩けば、上等やっさー。

古宇利島側の橋のたもとへ戻り、古宇利島ふれあい広場にある物産センターにしばし寄り道。

古宇利島を中心に、今帰仁村をはじめ周辺エリアの名物や特産品がたくさん並んでいました。

初めて見る、アテモヤ。

今が旬の果物で、糖度がとても高く、熟したパイナップルのような甘さが特徴なんですって。

別名は「森のアイスクリーム」とのことです。

買おうかどうか迷いましたが、



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かこね


 森のアイスクリーム 
 買ってみる? 




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旦那


 普通の 
 アイスがいい! 




一蹴されてしまい、今回は買いませんでした。





備瀬のフクギ並木歩き

今日のお宿は、本部半島の先端・備瀬。

チェックインの時間まで少し余裕があるので、フクギ並木をのんびりお散歩して過ごします。

木漏れ日が差し込み、なんとも気持ちが良い。

250戸余りの民家が並ぶ備瀬の集落は、その一軒一軒がフクギの屋敷林に囲まれています。

備瀬のフクギ並木は街路樹として道沿いに植えられたのものではなく、個々の屋敷林が繋がり合って一帯の並木を形成しているんですって。

一本一本のフクギが連なって屋敷林となり、一軒一軒の屋敷林が連なってフクギ並木となり、一区一区のフクギ並木が連なって備瀬の集落一帯を包み込むフクギの森を作り出しています。

そのまま、まるで人の繋がりみたいだなぁ。

葉の密度が高いので風害や塩害に強く、耐火性もあり、家屋を守ってくれるフクギの木々。

琉球王朝の時代に、外側から来るものを防ぐだけではなく、内側にあるエネルギーや大切なものが外へと流れ出ないように・・・という考えも込めて、フクギが植えられたのだそうです。

樹齢300年を超えるフクギもあるとのこと。

古くから備瀬の家々と人々を守り続け、ずっと備瀬の暮らしに寄り添ってきたのでしょうね。

備瀬集落のすぐお隣には美ら海水族館があり、歩いて10分足らずで訪れることができます。

にも関わらず、備瀬のこの静けさ。
まるで別世界のように感じられます。

備瀬自体も人気があり、駐車場に停まっている車も多く、人が居ない訳ではないのに不思議。

フクギの木々が、風や日差しと一緒に、喧騒まで遮断してくれているかのような雰囲気です。

長閑な木漏れ日が心地良くて、静寂さは清々しさを超えて、神聖な気持ちになってしまう程。

何度も訪れたくなってしまう素敵な場所です。
そして、何度訪れても気持ちが湧き立つ空間。

歩いているだけで、わくわくしてきました。
備瀬、大好き!

今日は、備瀬の全てを体感できる、フクギに包み込まれた隠れ家のような一軒に宿泊します。




  Birth the suite/プロローグ
ずっと泊まってみたかった、憧れの一軒宿。

いっそ、宿と呼ぶには恐縮してしまうような、備瀬の集落に違和感なく溶け込んだ空間です。

今回の沖縄旅は、元々9日間で石垣島や竹富島の八重山諸島を訪れようと考えていました

ですが、沖縄本島北部に佇む『シークレットヴィラ Birth the suite』に泊まってみたい気持ちが芽生え、それを押さえきれず、最終的に日程を増やして本島の宿泊を加えた次第です。

フクギ並木に囲まれたヴィラの敷地に足を踏み入れた途端、異空間に飛び込んだような感覚。

驚異の鈍感力を誇る私でさえ、空気が変わって一気に肩の力が抜けたような気になりました。

気負うことなく、自然体で過ごせるような、良い意味で思考がストップしてしまう感覚です。

こう過ごしたいと思う気持ちを先回りして、滞在の提案をしてくれるコンシェルジュの対応。

客室の調度品に、沖縄の過去と現在と未来を体感できるかのような、オーナーさんのセンス。

そして、日常の喧騒を忘れて過ごせる時間。

その全てに感動して、滞在を堪能しました。

居心地の良いお宿に出会うことは多々ありますが、加えて、滞在する時間に感動を覚える程のお宿には、めったに出会うことがありません。

Birth the suiteに身を委ねた滞在は、その感動を随所に覚えながら過ごすことができました。

チェックインからチェックアウトまで、一連の時間が、ひとつの物語のように感じられた程。

かこね夫婦が主演の陳腐な物語ですが・・・。

普段の旅行記では、一日を過ごした就寝の時間までを記していますが、今回はBirth the suiteで過ごした時間だけを特出して残しておきたいな。

というわけで。
2日目の旅行記は、ひとまずこれまで。

Birth the suite 滞在記へ続きます。


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