2020年1月本島・八重山<1> かねひで喜瀬ビーチパレス

2020/01/09

*** 1日目 ***
【移動】仙台→那覇→名護
【宿泊】かねひで喜瀬ビーチパレス

冬の沖縄旅は仙台空港に停めたマイカーに分厚いコートを投げ込み、毎回身軽に旅立ちます。

今回は、コートに加えて靴も!

旅行中はサンダル一択で過ごすので、行き帰りに履く靴が現地で荷物になるのが悩みでした。

ので、いっそ仙台からサンダルで出発です。

厚地ソックスにサンダルのハイブリッドな組み合わせも、5本指ソックスの若干お年寄りっぽい見た目も、二人一緒なら恥ずかしさも軽減。

・・・しているはずです、たぶん。

ばいばい、仙台!






仙台から那覇へ

お昼の出発なので、ランチは機内でお弁当。

私は毎度の牛たん弁当です。

仙台空港一階の牛たん屋さんで購入しました。

このお店はずるい!

店先に漂う、牛たんが焼ける美味しそうな匂いを嗅いでしまうと、買わずにはいられません。

・・・が、蓋を開けた手が止まりました。



no-img2″><br />
<figcaption class=
かこね


 ・・・ 




no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 どうしたの? 
 食べないの? 




no-img2″><br />
<figcaption class=
かこね


 牛たん率が 
 低い気がする・・・ 






そして、麦飯率が高過ぎませんか、これ?

以前は牛たんとご飯が別々の二段弁当で、もっと牛たんがメインの印象だったんだけどなぁ。


ほらね。

食いしん坊な感想を抱きつつも牛たんの美味しさには変わりがなく、大満足で完食しました。

旦那は、伊達武将隊弁当です。

牛たんや笹かまをはじめ、白石温麺やはらこ飯といった宮城県の名物に、県内産の卵や野菜、お肉やお魚を使った充実したメニューの数々。

旦那も大満足で完食したようです。

デザートは、くるみゆべし。

地元の美味しいものを堪能して、この先は沖縄の美味しいものを迎え入れる仕様に切り替え。

万全の受け入れ態勢で待っている胃に、一刻も早くオリオンビールを流し込みたいものです。

この先の沖縄旅を思い描いてわくわくしている私の横で、旦那は早くも安定のゲームタイム。



no-img2″><br />
<figcaption class=
かこね


 前回もそれ 
 やってたよね? 




no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 はー?違いますー 
 前回はFF7ですー 




no-img2″><br />
<figcaption class=
かこね


 同じような 
 ものでしょ! 




no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 全然違いますー 
 今回はFF5ですー 




子供め。

腹立たしいので、今回の旅行中は移動の機内以外はゲーム禁止のルールを出しておきました。

窓の外を眺めると、海が見えます。
能登半島の七尾周辺です、たぶん。

仙台から那覇へ向かう際は、群馬や長野の上空を抜けて伊勢湾の辺りで海に出る航路が多いのですが、今回は珍しく日本海側の航路でした。

能登半島を横断し、島根と山口を通り九州へ。

私にとっては、なかなか目にすることのない新鮮な景色なので妙にテンションが上がります。

博多湾。

福岡は、私が初めての一人旅で訪れた場所。
高校生の頃なので、もう随分昔の話ですが。

飛行機に乗るのも初めてで、仙台から福岡までわくわくしてずっと窓の外を眺めていたなぁ。

・・・今とあんまり変わりがないや。

天草の辺りかな?
違うかな?

九州を過ぎると眼下は雲に隠れてしまい、楽しみにしていた奄美の島々は残念ながら見れず。

沖縄上空の眺めも、そのまま雲だらけでした。

本島南部を回り込んだ頃にようやく島の姿が。

雲は厚くとも、海の青は綺麗。

また来たよ、沖縄。
今回もよろしく、沖縄。

上空から沖縄を見渡していると、謎に沖縄に話しかけてしまうのは、なんでなんでしょうね。

瀬長島海中道路を横断して、那覇空港へ着陸。

はいたい、沖縄!


お。
TOKYO2020仕様のJAL機。

奥に見える那覇空港の新管制塔は、第2滑走路に先駆け来週の水曜日から運用開始ですって。

降機時、ブリッジを渡る際に感じる温度と湿度。

随所で目に飛び込んでくる、鮮やかな蘭のお花。

青い海を背景に、訴求力抜群のオリオンビール。

極め付けは「めんそーれ」のウェルカムボード。

飛行機を降りて到着出口へ一歩ずつ進む毎に、沖縄に来たーっ!という気持ちが高まります。

蘭の鉢に囲まれたシーサーもご健在。




no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 相変わらず 
 このブサイク具合が 
 いい味出してるねー 




no-img2″><br />
<figcaption class=
かこね


 ・・・ 





no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 どうしたの? 
 このシーサー 
 好きでしょ? 




no-img2″><br />
<figcaption class=
かこね


 なんか 
 違う気がする 





このシーサーは好きですし、ブサイク具合もいい味だとは思うのですが、なんだか違和感が。

と思って、過去の写真を見てみると・・・


やっぱり!
以前とは違うシーサーでした。

どっちもブサイクで可愛いけど。




20201月旅のテーマ

今回の沖縄夫婦旅では、
初めてのことを色々やってみよう!
という、ざっくりしたテーマを掲げています。


前述の5本指ソックスも密かにテーマの一環。

初めて履いてみましたが、違和感は然程なく、履く時や脱ぐ時に若干煩わしい程度でした。

私が掲げるテーマのひとつは、




no-img2″><br />
<figcaption class=
かこね


 天気予報を見ない! 





今までは旅行の日程が近付くと、一日一回は天気予報をチェックして、一喜一憂していました。

晴れて欲しいという願いは毎度なのですが、冬の沖縄は曇りの日が多いですし、晴れればラッキーくらいの気持ちでいた方が、精神的に楽。

沖縄の天気予報はころころ変わってなかなか当たりにくいですし、一日の中で晴れたり曇ったり雨が降ったり目まぐるしく変わりますしね。

ということで、今回は天気予報を一切チェックせずに過ごしてみるという初めての試みを。

自身で天気予報を見なくとも、意外と周りから情報が飛び込んでくるもので面白かったです。

服装も、半袖/七部袖/薄地の羽織物/厚地の羽織物、これだけで臨機応変に装えました。

そして、旦那が掲げるテーマのひとつは、



no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 オープンカーで 
 沖縄を走る! 









セレクトレンタカー

様々な輸入車やプレミアムクラスの国産車を数多く取り扱っている、レンタカー屋さんです。

沖縄県レンタカー協会に加盟している安心感や、このラインナップにしてはお手頃な料金だと思えるお得感、那覇空港到着から待つことなく車を借りることが出来る迅速性、車種だけではなく車の色まで指定して予約することができる利便性に惹かれて選びました。

とか書き過ぎましたが、トータルでとても良く気に入ったので勝手に回し者になっています。

まずは、那覇空港到着時。

空港周辺にある一般的なレンタカー屋さんは、各レンタカー屋さんへ送迎車で向かいますが、セレクトレンタカーはタクシーで向かいます。

空港のタクシー乗り場には、常時複数のタクシーが待機しているので、待ち時間無しで乗車。

空港から店舗は、車で約5分の距離。

タクシーを降りる際に領収書を受け取り、それをレンタカー屋さんにお渡しすると、タクシー代金をキャッシュバックしていただけました。

送迎車を待つ時間や発車を待つ時間が無く、空港到着からスムーズにレンタルできて、便利。

更に、店舗でも待つことはありません。

これはタイミングにも依りますが、同時に店舗へ到着する他の方が居ないので、私たちが店舗に着き次第、そのまま手続きをする流れです。

レンタカー屋さんに到着すると、店舗の前には今回お借りする車が既に用意されていました。

ザ・ビートルのイエロー!

可愛い。
そして、沖縄の青い海に似合いそう。

移動手段だけではなく、沖縄旅行のアクティビティとしてもレンタカーを楽しめそうですね。

オープンカーという条件は旦那のリクエストですが、車種と色は私に選ばせてもらいました。

輸入車のレンタカーは高いイメージでしたが、じゃらんや楽天トラベルから予約をするとクーポンやポイントも使用できて、意外とお手軽。

長期だと予算が嵩むものの、今回の沖縄本島滞在は短期間だったので、意外とお気軽。

というわけで、早速出発です。

那覇空港で預けていた荷物を受け取ったのが15:30頃、レンタカーで出発をしたのが16:00頃。

所要時間30分は、那覇空港到着時に借りた過去のレンタカー屋さんの中では、最速かも。

那覇を後にして高速道路を一気に北上し、目指す先は今夜のホテルがある名護の海沿いです。




  かねひで喜瀬ビーチパレス
162室のオーシャンフロントホテル。

10階建ての29階に位置するほぼ全ての客室から、目の前に広がる海の眺めを楽しめます。

8室だけは、マウンテンビューのようですが。

マンションのような外観に一瞬怯むものの、ロビーに足を踏み入れると、すぐそこに青い海!

景色を堪能するためのソファーもたくさん用意されていて、ゆったり過ごすことができそう。

客室は27階のスーペリアツインと89階のデラックスツインが主で、どちらも同じ広さ。

今回はお手頃な料金のスーペリアツインを予約し、アサインされたのは6階のお部屋でした。

普段は高層階の方が嬉しいのですが、このホテルの場合は23階くらいの方がより海を間近に感じることができて素敵かもしれませんね。

お部屋は広め。

二人分のスーツケースを広げたままでも狭さを感じることはなく、ゆったりと過ごせました。

バスとトイレはユニットで、ブラインドを上げ、ベッド越しに海を眺めてお風呂に入れます。

今回は薄暗くなってからの到着だったので、またの機会に、明るいうちに入ってみたいなぁ。

さて。

目の前に広がる海に期待をして、ベランダへ。

海ー!!

建物と海の間にお庭やプールが無いので、ダイレクトに青い海を望む、抜群の見晴らしです。

左を向くと、部瀬名岬ビュー。

右を向くと、本部半島ビュー。

そして正面は、文句無しのオーシャンビュー。

波の音が心地良い。

これはもう、飲まずにはいられません。

オリオンプレミアムクラフトの、75ビール!

75」は、オリオン工場のある名護に因んでいて、このホテルも名護市に位置しています。

沖縄自動車道の北の終点・許田インターから数分なので、南部へも北部へも抜群のアクセス。

このホテル、良いなぁ。

リゾート感は薄いものの、目の前の海を存分に堪能できますし、お部屋も申し分ありません。

そして何よりリーズナブル。
なんと一人五千円なんです。

オフシーズンの平日とは言え、安ーい!

それでいてこの景色。
最高コスパ過ぎます。

今回はお食事なしのプランで予約をしました。

ホテルの最上階には「名護浦」と名付けられた眺めの良いバイキング専用のレストランがあり、夕食と朝食をいただくことができるみたい。

ホテルの一階には「ちんぼーら」と名付けられた沖縄料理を楽しめる居酒屋さんもあります。

徒歩圏内の周辺にもいくつか飲食店がありましたが、夕食は悩むことなく「ちんぼーら」へ。

だって、居酒屋さんでオリオンと沖縄料理を堪能し、そのまま外に出ることなくホテルの客室に上がれるなんて、沖縄好き酒飲みのロマン!

チェックインの際に10%の割引券をいただいたので、その場で予約をお願いしておきました。




浜辺の居酒屋 喜瀬のちんぼーら

が、予約をしておかなくても良かったみたい。
広い店内には、私たちの他に一組だけでした。

週末や夏のシーズンには賑わうんでしょうね。

お店の入口はホテルの内外に二ヶ所あり、宿泊者は外へ出ずにロビーから直接入店できます。

こちらが、内側の入口。

こちらが、外側の入口。

宿泊者以外でも気軽に入店できる雰囲気です。

お店の名前である「ちんぼーら」というのは、沖縄の言葉で小さな巻貝のことなんですって。

『ウミニナ』という種類の、長く先の尖った小さい巻貝を総称して呼ぶ言葉なんだそうです。

このトリッキーな色彩の巻貝のことかな?

『海ぬちんぼーら』という沖縄民謡もあるとのことで探して聞いてみましたが、一気に陽気な沖縄気分になってしまう軽快な酒盛歌でした。

この歌は、壺川駅から旭橋駅に着く際にゆいレールの車内メロディとして使われているらしいので、又の機会に意識して聞いてみようっと。

BBQができるテラスの席も素敵そうですが、今回は室内の窓側席に通していただきました。

よし、飲むぞ。

まずは、喜瀬海鮮サラダ。

写真は取分後の一枚ですが、シャキシャキの野菜に新鮮なお魚がたくさん盛られていました。

島たこのお刺身。

歯応えが良く、味も濃く、美味しい。

ひらやーちー。

やーちーは沖縄の言葉で「焼き」のこと。
『やちむん』のやちも、そうですよね。

ひらやーちーは「平焼き」という意味で、沖縄式お好み焼きと説明されることもあるみたい。

そーめんちゃんぷるー。

またもや、取分後の一枚です。

だってこのお店ってば、注文をしてからお料理が運ばれて来るまでが、とにかく早いんです。

頼んだメニューが次々とテーブルに並ぶので、あれもこれも早く食べたくて、焦ってしまう。

たまたま空いているタイミングだったので、店内には私たちを含めて4人のお客さんに対し、厨房も含めて見える限りの店員さんが4人。

なにこのマンツーマン体制の居酒屋。

ビールに至っては、注文した30秒後にはキンキンに凍ったジョッキが目の前に鎮座します。

飲みすぎちゃうのも、仕方がありませんよね。

締めは、アグー豚の鉄板焼き。

安定の美味しさでした。

大満足でお店を出て、お部屋へと帰還します。

居酒屋から直ホテルの動線は、やっぱり最高。

お値段はホテル仕様ではなく、一般的な居酒屋さんと比べて大差のないお手頃な料金でした。

夜の海を眺めながら、ベランダで飲み直し。

ゴーディーズのポテトチップスを肴に追い飲み。

GORDIE'S OLD HOUSE』は、北谷の58線沿いにある人気のハンバーガー屋さんです。

ガッツリタイプの肉肉しいパテが美味しいと評判ですが、私はまだ食べたことがありません。

いつか食べてみたいなぁ。

あ、ベッドカバーの模様がミンサー織りの柄。

ふとした事やちょっとした物に、こうして沖縄を感じられると、嬉しい気待ちになりますね。

私がミンサー柄の上でごろごろしていると、旦那はブルーシールのアイスを食べ始めました。

いつの間に買ったんだろう?
ずるい。


ので、沖縄ファミリーマート限定デザインの琉球ゴールデンキングス仕様のオリオンで対抗。

沖縄旅初日の今日は、ホテルへ直行コースで、移動と食べることしかハイライトがありませんが、沖縄に居るというだけで十分満ち足りています。

沖縄で過ごす、明日からの毎日も楽しみ!

一日目、就寝。

 前へ  
かこねの沖縄旅行記
  次へ 

TOP