2013年7月沖縄/八重山<4> リゾートヴィラ&スパ エルミタージュ
2013/07/16
*** 4日目 ***
朝から元気に出発です。
一晩お世話になった『ゲストハウスゆくる』。
一旦チェックアウトをしますが、翌日はまた戻ってきて更に二晩お世話になる予定です。
ゆくるは素泊まりの宿なので、近所に泊まったトチギも合流して朝ごはんに向かいました。
の前に、レンタカー屋さんへ。
ゆくるは素泊まりの宿なので、近所に泊まったトチギも合流して朝ごはんに向かいました。
の前に、レンタカー屋さんへ。
豆腐の比嘉
サトウキビ畑に囲まれた舗装されていない道を進み、たどり着いた先は『とうふの比嘉』。
早朝06:30から開店しています。
石垣島の繁華街から、車で10分程の距離。
美味しい『ゆし豆腐』をいただけるお店です。
大豆からおからを分離して豆乳を煮た温かい豆腐が『島豆腐』で、その島豆腐の固める前の柔らかい状態が『ゆし豆腐』とのことです。
どちらも沖縄の郷土食とされています。
敷地には「暑さに強い方」用の屋外席と、「暑さに弱い方」用の冷房が効いた室内席が。
暑さには滅法弱い四人ですが、ここは屋外で!
揃って沖縄初心者なもので、暑さすら沖縄らしさを感じることができて楽しいものです。
『ゆし豆腐セット』
これで小サイズ、想像以上に豆腐メインです。
小/大/特/超の4つのサイズから選べますが、謎にスタンダードの「中」がありません。
お豆腐自体の味は大豆の甘みがとても濃厚で、豆腐から出た汁はほんのり塩味がしました。
そのままでも美味しく、気分を変えたい時は醤油やお味噌を付けていただくこともできます。
結構なボリュームでお腹が満たされて、なんだか勝手に健康的な気持ちになりました。
その日のお豆腐が売り切れてしまうと早くに閉店するらしく、人気のお店でもあるので、予約をしてから訪れた方が良いかもしれません。
石垣島の名蔵湾からほど近く、八重山の自然と昔ながらの家並みが再現されています。
そうそう!沖縄初心者の私たちがイメージしていた沖縄ってこんな感じ。
ちょうど、一軒の古民家で『家あしび』というイベントが行われる時間でした。
毎日3回開催されているそうです。
古民家の座敷に座って待っていると、演者さんが登場。
唄や太鼓、ちょっとした小芝居が披露され、その具合がとてもゆるくて楽しかったです。
最後はみんなでカチャーシー。
あのゆるい手つきを指導してもらい、これで相方も雨乞いの儀式にならずに済みそうですね。
家あしびの後は、琉球衣装の体験をしました。
ささっと着付けてもらい、数分で変身完了。
さほど時間を取らず、気軽に琉球体験ができるのでオススメです!
やいま村の村内には亜熱帯ジャングルを感じる散策路やマングローブが自生する一帯もあり、伝統・文化だけではなく沖縄の自然を体感することもできました。
沖縄古民家が佇む路をのんびり歩くのも、心地が良い。
その後はトチギ&ミヤギ、略してトチミヤの希望で『石垣島鍾乳洞』に向かいました。
が、ここで二人を車から降ろして、私と相方は別な場所へ向かいます。
だって、こんなに良い天気なのに鍾乳洞に篭るなんてもったいない!
フサキビーチ
『フサキリゾートヴィレッジ』というリゾートホテルが擁するビーチですが、宿泊者じゃなくても無料で利用することができます。
フロントがあるロビーを通り、小道を抜けると綺麗なロングビーチ!
桟橋がアクセントになっていて、また素敵。
こんなに綺麗なビーチなのに、私たちを含めて3組しか人がおらず長閑な雰囲気でした。
浜に座り、ぼんやり海を眺めて過ごします。
至福の美ら時間でした。
フサキビーチは石垣島の西側に位置しているので、夕陽スポットとしても人気とのこと。
今度は夕焼けの時間に訪れてみたいな。
石垣島鍾乳洞に戻り、トチミヤと合流です。
ミルミル本舗
眺めの良い沖縄ジェラートのお店です。
何味を食べようか迷った末に、「シークヮーサー」と「パイナップル」の2種をチョイス。
シークヮーサーはさっぱりして美味しかった。
パイナップルもさっぱりして美味しかった。
どちらも美味しかったのですが、いかんせんどちらがどの味なのか区別が付きませんでした。
大概バカ舌です。
海を望むお庭や屋上でジェラートを味わいましたが、すぐに溶け出してしまうのが難点です。
さすが夏の沖縄。
涼しい店内で甘いジェラートを食べて、食後にお庭や屋上でさっぱりしたフルーツジュースあたりをいただくのが正解かもしれませんね。
『名蔵湾』にて、マングローブを眺めます。
群生している小さなマングローブが可愛い。
川平湾
ミシュランガイドで三つ星に認定されている絶景スポットで、『カビラブルー』と呼ばれる海の色がなんとも綺麗で見とれます。
グラスボートが随時運行していて、湾を遊覧しながらガラス張りになった船の底を覗くと、珊瑚や熱帯魚を鑑賞することができます。
いくつかの会社が運営しているようですが、今回は『川平マリンサービス』を利用しました。
浜辺の雰囲気に和みながら、乗船を待ちます。
猫が謎に必至で睡魔と戦っていたり、一丁前に格好いいチビ君が砂に足を取られていたり。
肝心のグラスボートは・・・
揺れが心地よくて寝落ちしてしまいました!
絶景だったはずです、たぶん。
驚くことに、これしか写真がありません。
スカイアドベンチャー うーまくぅ
川平湾を後にして、石垣島の北部・伊原間にある『スカイアドベンチャー うーまくぅ』へ。
「うーまくぅ」とは沖縄の言葉で「やんちゃ」とか「わんぱく」という意味とのことです。
ここで本日のメインイベント、
パラグライダー体験!
まずはレストハウスで受付を済ませます。
問答無用で体重を申告させられました・・・。
サバを読んでちょっと軽い数字を書こうかとも思いましたが、ここは正直に書いておきます。
そして、親族の電話番号を記入し〝万が一の危険を理解し、それを了承したうえで空を飛びます〟的な内容の誓約書にサインをしました。
一連の記入内容に、ちょっとだけビビります。
準備ができたら、インストラクターさんと一緒に獣道を抜けてビーチへ。
うーまくぅの看板犬・モコちゃんが先導してくれるので、付いて行けばビーチに出ます。
タンデムパラグライドなので、背後のインストラクターさんが全て操縦してくれます。
飛び立つ時と降り立つ時だけ頑張ればOK!
生身で空を飛ぶってこういう感覚なんですね。
いっそ鳥に嫉妬してしまう程でした。
全力で手を振り返します。
15分ほどのフライト時間はあっという間に過ぎて、浜辺に近づくと相方たちの三人もこちらに手を振っています。
全力で無視しました。
パラグライダー体験、心底楽しかったです。
もっとずっと飛んでいたかったな。
本日もまた、みんな別々のお宿に泊まるので、トチミヤの二人とはまたもや一旦解散です。
ミヤギはこの後、西表島のゲストハウスへ。
トチギはこのまま石垣島の空港近くの民宿へ。
私と相方は、こちらに宿泊です。
リゾートヴィラ&スパ
エルミタージュ
(現在は名称が変わり別コンセプトのホテルになっています)
赤瓦のヴィラが並ぶ、喧騒から離れたヴィラ。
プライベート感に溢れていて、静かな時間を過ごすことのできる隠れ家のようなお宿です。
レセプションでチェックインをして、ウェルカムドリンクとデザートをいただきました。
プライベートプールの向こうに素敵なガゼボ。
レセプションでチェックインをして、ウェルカムドリンクとデザートをいただきました。
プライベートプールの向こうに素敵なガゼボ。
俄然テンションが上がります。
客室は一棟ずつ離れになっているヴィラです。
所々に沖縄を感じますが、全体的にはアジアンリゾートの趣きで、優雅な気分に浸れます。
お部屋のテラスも、優雅なリゾート感が満載。
贅沢にも、私と相方以外は誰もいません。
眺めを独占して、至福の時間を過ごします。
お宿に着いたのが15:00過ぎだったかな。
それから夜ごはんの時間まで、ビーチやお部屋でのんびりとした時間を過ごしました。
が、何かが足りません。
あれです、あれ。
ビール!
お宿に着く前にどこかで部屋飲み用のビールを買おうと目論んでいたのですが、周辺にビールを買えるお店が一軒もありませんでした。
ビーーール!!
割高になりますが、ホテルで買えば良いか。
と思って、のんきにチェックインしたところ、ホテルには売店も自販機もありませんでした。
ビーーーーーール!!!
こんな素敵なお宿で、ビール無しで過ごすの?
お宿に着いてビールを飲みながら寛いで過ごす時間が、旅の楽しみのひとつなのに・・・。
車は、トチギが乗って行ってしまっています。
思わずトチギとミヤギにメールを送りました。
「SOS!タイヘンダ、ビールガナイ」
相方 「流石にレストランにはあるよね?」
かこね「!!!」
相方 「いっそ夕食時間を早めようよ!」
かこね「!!!」
レストランにはビールがあるだろうと目論んで、18:30で予約をお願いしていた夜ごはんを17:00スタートに変更していただきました。
待望のオリオン!
今ふと気付きましたが、単にこのビールをルームサービスにすれば良かったんじゃないかな。
・・・まぁ、なんくるない。
琉球イタリアンの創作コースをいただきながら、待ち侘びたオリオンを堪能します。
ごめんなさい、何なのか忘れてしまいました。
美味しかったことは覚えています。
プリモは『沖縄っぽい食材を施したパスタ』。
からの、メインセコンドは『石垣牛』です。
石垣牛、最高!
柔らかくて肉々しくて絶品でした。
ドルチェ?デザート?
南国感満載の見た目と味です。
美味しいお料理に大満足しました。
食後はプールサイドのガゼボにビールを運んでもらって寛ごう!と相方と話していたところ、トチギからメールが届きました。
素敵な宿に浸っているところに何の用!?
と憤りながら見てみると・・・
「空港でビールを買ったから、
届けに向かってる。
もう少しで着くから。」
これ、何のヒーロー?
トチギがビールを届けに来てくれるようです。
往復一時間の道のりなのに、有り難いです。
できればもっと早く夕暮れ前に持ってきて欲しかった!という本音は内緒ですが・・・。