2013年7月沖縄/八重山<5> ゲストハウスゆくる2

2013/07/17

***  5日目  ***

【移動】 石垣島終日滞在
【宿泊】 ゲストハウスゆくる2 

朝早くに起き出して、朝日を望みにホテル前のビーチに繰り出しました。

ホテルは石垣島の東側に位置しているので、天気が良ければ綺麗な朝日を望めるはずです。

が、外は暗く、明けて来る気配がありません。

おかしいな?

天気が悪くとも、日の出時間を考えるともう少し明るくなってきても良いはずです。
と、思っていたら手抜かりが判明しました。

あらかじめ日の出の時間を調べてビーチにむかったのですが、参照したのは沖縄本島の日の出時間でした。

石垣島は本島よりも400km近く南に位置していて、経度も3度の差があります。
日の出時間も、この時期は本島より石垣島の方が20分程遅いようでした。

どうりでまだ真っ暗なはずです。

粘って待ってみましたが、明るくなってもモヤッとしていて朝日は望めませんでした。
残念。

お部屋に戻り支度を済ませて、出発です。

トチギが迎えに来てくれました。
三人で石垣空港へ向かいます。

相方とトチギの旅はここまで。
二人はこのままそれぞれ地元に帰ります。

相方は宮城へ。

バイバイ、相方!

トチギは栃木へ。

バイバイ、トチギ!

二人と別れた私は、レンタカーを独占して縦横無尽に石垣島ドライブを楽しみました。

みんなで来た道を、一人で戻って北上します。

玉取崎展望台

泊まっていた『リゾートヴィラ&スパ エルミタージュ』から車で5分の距離にあります。
ぐるりと海を一望し、絶景を楽しめる場所。

・・・晴れていればね。

空港方面から北に向かう飛行機が見えました。
相方かトチギが乗っている飛行機だったかな?

平久保崎

そこから一気に北上をして、『平久保崎』へ。
白い灯台と青い海のコントラストが素敵です。


・・・晴れていればね。

石垣島の縦に伸びた上の先端に位置していて、夕陽と朝日両方を楽しめそうな場所です。

・・・晴れていればね。

サトウキビ畑を走り抜けたり、海に続く小道を進んだり、今度は石垣島を南下しました。

気になった場所で車を停めて探索しつつ、行き当たりばったりに進みます。



米原のヤエヤマヤシ群落

ヤエヤマヤシは、石垣島と西表島にしか生えていない八重山の固有種だそうです。

空に向かって真っ直ぐに育ったヤシの木。
その間に遊歩道が整備されていて、ヤエヤマヤシをはじめ、亜熱帯独特の植物を気軽に観察することができます。


通りがかった『carib cafe』が気になりました。
海を望めるレストランのようです。

ここでブランチにしたかったのですが、11:00過ぎの時点で既に駐車場は満車のようで、停められない車が道路にはみ出している状態です。
諦めました。

もっと走れば、どこか他にも良さそうなお店がきっとあるはず!と期待をして更に進みます。

が、食指が動くお店がなかなか無く、ひとまず昨夜のおつまみにしていた『沖縄おかき』の残りを、ボリボリ食べて空腹を凌ぎました。
むしろ食べ過ぎて満腹・・・。

猫がこちらをめっちゃ見ています。

牛がこちらをめっちゃ見ています。

馬がこちらをめっちゃ見ています。

朝からどんよりとした曇り空でしたが、この辺りでとうとう雨が降り出しました。
悪天候ならばここへ。

石垣島鍾乳洞


前日にトチミヤの二人が訪れた鍾乳洞です。

20万年をかけて自然が創り出した地底空間は、古くは珊瑚礁が広がる海の底だったとのこと。
地殻変動などの隆起で長い時間をかけて今の洞窟となり、鍾乳石群に彩られた内部からシャコ貝など海の化石が見つかっているそうです。

幻想的だし神秘的だし、見応えがあるにはあったのですが、いくつかイマイチな要素も ・・・


カラフルなイルミネーションを施して鍾乳石を照らしていたり、ペイントして手が加えられていたり、石筍に「トトロ」等の名前が付けられていたり。


それらをせずに、もっと自然体であってくれれば良かったなぁ。

連日の活動で少し疲れも溜まっていたので、午後はお宿でのんびり過ごすことにします。

レンタカー屋さんに車を返却して、前日チェックアウトしたお宿に戻ってきました。


  ゲストハウスゆくる 
(現在ゲストハウスを閉業し『カフェと雑貨ゆくる』となっています)

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またここにお世話になります。
今度は2泊です。

居間では長期滞在中の宿泊客・主さん(勝手に名付けて心の中でこう呼んでいました)がテレビを鑑賞中のようなので、私は個室に篭りました。

縁側でまったりビールを飲んだり、お部屋でごろごろしているうちに、眠ってしまいました。
至福の美ら時間です。

3時間くらい爆睡しちゃっていたかな?
目が覚ますと、夕焼けの時間でした。
雨はすっかりあがったみたい。

居間に顔を出してみると、さっきと寸分違わぬ位置で主さんがテレビを鑑賞中のようなので、私は夜ごはんを求めて外へ繰り出しました。

どこでなにを食べようか迷いましたが、やっぱり沖縄らしさを感じられるものが良いな。
そして、一人でも気にならない雰囲気が良い。

島の食べものや 南風

南風と書いて「ぱいかじ」と読むそうです。

雰囲気の良い店構えに惹かれて入店しました。
明るい店内には、テーブル数卓とカウンター。
お一人様の私はカウンター席に座ります。

カウンター越しの店員さんが邪魔にならない絶妙な間合いで気さくに話しかけてきてくれて、一人でも全く気にせず過ごせるお店でした。

小さなサイズの「お一人様メニュー」なども用意されていて、一人でも来店しやすい雰囲気を作ってくれているので居心地が良いです。


海ぶどうが、とても新鮮で美味しかったです。

島のお刺身一人前。

右上から時計回りに、セーイカ、島蛸、マグロ、マチ・・・だったような気がします。
左上のお刺身、マチじゃなかったかな?
記憶が曖昧で、違うかもしれません。

食べ応えがあって、美味しいお刺身でした。

島蛸は噛むとムニィーッとした歯ごたえです。
北の海で獲れる蛸とは食感が違う気がします。

フーチャンプルー。

もちっとした車麩の食感としゃきしゃきの野菜が美味しくて、ついついビールも進みます。


大満足でお宿に帰り居間を覗くと、さっきと寸分違わぬ位置で主さんがテレビを鑑賞中です。
もはや化石。

その横で他のお客さんたちがゆんたくをしていたので、混ぜていただいて愉しみました。

5日目、就寝。

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