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2013-2014年越し 沖縄<5>  波照間島 ゆったい2

2013/12/31

***  5日目  ***

【移動】波照間島終日滞在
【宿泊】波照間島 ゆったい

2013年、最後の一日。

曇り空なのが残念ですが、過ごしやすい暖かな気温で、大晦日だという実感が湧きません。

朝ごはんは、沖縄そば!

カップラですが・・・。

この日は終日波照間島に滞在です。
食後は、お宿でのんびり時間を過ごしました。

「15:00に日本最南端で!」

この言葉を言い残し、気が向いた順から自転車に乗って、島の散策へ繰り出します。
五人旅とはいえ個々の興味はバラバラなので、個人行動万歳!

もともと団体行動が苦手です。
ちなみに、ピーマンと渋滞も苦手です。
あと、ゴーヤーも。

それぞれが好きな場所を好きなように散策して、15:00に日本最南端集合の予定。

お宿を出て集落をぷらぷら散策していると、三線の音色が聞こえてきました。

近所にある民宿の前で、旅行者と思わしき夫婦が揃って三線を爪弾いています。
なかなかの腕前にしばし耳を傾け、長閑なひと時を過ごさせていただきました。

島の外周を反時計回りに進むもうと決め、まずは島の西側へ。

ヤギ家の皆さんに遭遇しました。
角が生えているのがお父さん、お隣に居るのがお母さんかな?

仔ヤギたちは結構なわんぱくぶりで、塀の上に登ってみたり、ぐるぐる走り回ってみたり、メェメェ鳴いてみたり。
可愛い。

サトウキビ畑に佇む、意味を成さないカーブミラー。


ニシ浜

透明度の高い綺麗な海と真っ白な砂浜が1kmほど続く、波照間島随一のビーチ。

日本のベストビーチNo. 1に君臨するニシ浜の海の色は「波照間ブルー」と呼ばれ、光の具合によってミルクを混ぜたような水色になったり、透明に澄んだサイダーのような水色に見える絶景だそう。


が・・・
波照間ブルー、どこ行った?
生憎の曇り空が、心底憎たらしいです。

この『ニシ浜』。
島の西にあるからそう呼ばれるのかと思っていましたが、実際は島のやや北に位置しています。

沖縄では、「北」=ニシ と言うとのこと。
ややこしい!

本島や八重山、宮古の地域でちょっとずつ方言が異なるものの、

・東 = アガリ
・西 = イリ
・南 = フェー /ペー /パイ/ハエ
・北 = ニシ

と、言うそうです。

太陽が上がってくる東は『アガリ』、日の入りする西が『イリ』。
これは納得できます。

『ニシ』については、古く大陸から人々が渡ってきた際に、降り立った方角が沖縄の北の地。

北はイニシエの人の方角・・・ということで、イニシエがいつしか『ニシ』に変化したそう。
一説なので、他の解釈もあるようです。

では、『フェー』は?
バリエーションが多い南ですが、その由来がよく分かりません。

どこかで、暖かい南風が吹く季節になると蝿が出てくるから南をハエと呼ぶようになったと聞きました。
ハエが変化して、フェーとかペーとかパイと言うとか。
・・・いまいち信用できません。


サトウキビ畑

島のあちこちに、背の高いサトウキビ畑が広がっています。
ニシ浜の程近くにはサトウキビを黒糖にする『波照間製糖工場』もありました。


サトウキビの間を走り抜けて長閑な雰囲気に浸っていると、時間の流れがここだけゆっくりとしているような気がしてきます。

ついつい「♪ざわわ〜、ざわわ〜」という歌を口ずさんでみたり。
その先の歌詞は知らないので、ざわわ〜の箇所だけ延々とリピートです。
しかも、森山良子に寄せた唄い方で。

サトウキビの収穫作業をしている、休憩中のお爺ぃに話しかけられました。

「どこから来たの?」と聞かれるなら解りますが、「京都から来たの?」とピンポイントで尋ねてきます。

京都っぽい要素なんて、どこにもない無い風体なんですけどね。
「宮城県から来ました」と答えましたが、お爺ぃは宮城がどこにあるのかイマイチ判らない様子です。

誤魔化す為か、サトウキビのカケラをプレゼントされました。
長閑な交流にほっこりした気持ちになり、サトウキビを自転車の籠に入れて先に進みます。

が、気付けばどこかでサトウキビを落としてしまったようで・・・。
お爺ぃ、ごめん。

舗装されていないざわわ道は自転車には辛い。
タイヤが土を蹴ってしまったり、小石にタイヤを取られたりしてなかなか先に進めません。

更には、先程からずっと、緩やかな上り坂ばかり走っている気がします。
サトウキビ畑を抜けてぐるっと一周してみても、上り坂しかありませんでした。

上り坂があるということは、元の場所に戻るには下り坂があるはずなのに。
エッシャーの世界に迷い込んだような感覚になります。

なんだか心細くなってきた頃、エッシャーのサトウキビ畑で呑気に「♪ざわわ〜」と口ずさんでいるもう一人の迷子に出会いました。
はいたい、相方!

ちょうどお昼の時間だったこともあり、合流して二人でランチをすることに。


あやふふぁみ

雑貨屋さんを併設している、こじんまりとした可愛らしいカフェです。


舌を噛んだような名前のお店ですが「あやふふぁみ」とは、日の出前や日没後、太陽の明るさと夜の暗さが混ざり合った空の時間を指す沖縄言葉とのこと。

逢魔が時とかトワイライトと言われる時間帯のことかな?

『特製 島野菜カレーライス』

豆やカボチャなどの島野菜に、波照間島産の黒糖を隠し味にした、甘みを感じるカレーです。
自転車散策で疲れた身体に元気が戻るような、優しい味でした。

食後も島内を、あて無くサイクリング。

集落の入口でミナミに出会い、合流をします。
と思えば、その先にフクシマを発見。
そのまま四人でお宿に戻ると、既にトチギが帰ってきていました。

合言葉は「15:00に日本最南端で!」だったはずですが、結局全員がお宿に集合。

そのままダラダラと美ら時間を過ごします。
旅の前半分の洗濯をしたり、お昼寝をしたり。

2013年最期の晩餐は自炊をしました。
正確には、ミナミが自炊をしてくれました。

私と相方は、ビールを片手に見守る係。
トチギとフクシマに至っては、どこかで遊んでいるようで姿すら見えません。

良いんです。
それぞれの得手不得手に依って、自然と役割があるので。

料理好きのミナミは、ごはん係。

数字に強く計算が得意な相方は、プールしたみんなのお金を管理して支払い等をする会計係。

私は、旅の手配や必要各所への道中連絡&時間の把握に運転など、旅程管理の係です。

今夜の夕食は、沖縄塩やきそばとお鍋!

沖縄の魚を入れたお鍋は出汁が効いていて、食べ応えのある島豆腐と相性抜群です。
美味しい。

五人でお鍋を囲んでいると、同じお宿に泊まる別のお客さんがやってきました。
着ているTシャツに見覚えがあります。

昼間に近所の民宿で見かけた、三線を爪弾いていたご夫婦でした。
昨晩はご近所の別宿に泊まって、今日はこちらのお宿に越してきたとのこと。
50代くらいかなぁ。

とても仲の良いお二人で、お揃いのTシャツが微笑ましい。

趣味で三線をやっているそうで、演奏を聞かせていただいたり、即席三線教室を開いていただいたり、賑やかな時間を過ごしました。


波照間島星空観測タワー 星空ガイド

言わずもがな、日本最南の天文台です。
プラネタリウムも併設していて、季節と天気によっては南十字星を観測することも可能!

開館日は毎晩星空ガイドを行なっているので、波照間島に宿泊する際にはオススメのアクティビティです。

大晦日のこの夜も開催しているというので、早めの夜ごはんの後に参加してきました。

集落から天文台までの移動は、有料の予約制星空ツアーバスを利用しました。
星空ガイドの時間に合わせて送迎してくれます。

周りに民家や街灯の光源が無い『波照間島星空観測タワー』は、ジェット気流や水蒸気などの障害も少ないそうで星空観測にうってつけの立地とのことです。

バスを降りて天文台に入ると、まずはガイドさんから一言。

ガイド「今夜は 雲が厚く星を望めない ため、館内で波照間島の星空案内をしてプラネタリウムを楽しんでいただきます!」
参加者「・・・」

でしょうね。

天気があまり良くなく、星が見えないことは承知していました。
それでもどこかで期待していたんです・・・。
残念。

本来の星空ガイドでは、到着後に屋上へ移動し、天体望遠鏡やレーザーポインタを使って実際の星空を楽しめるそうです。

が、この日は館内の展示物を見学しながらガイドさんの説明に耳を傾けます。
お話が上手で、冗談や波照間島の自慢話も交えつつ楽しい時間でした。

が、殆どの参加者はガイドさんの説明以上に、最前列中央を陣取る一組のカップルに釘付け。
彼女の声がやたら大きく甲高いんです。

彼氏 <彼女の腰に手を回してナデナデ>
ガイド「この時期の波照間島では、南十字星を望むことができます」
彼女 「えぇー、嘘ぉー!やだぁー!」
周囲 (嫌なの!?)

彼氏 <彼女の腰に手を回してナデナデ>
ガイド「明け方は晴れる予報なので、もしかしたら見ることができるかもしれませんよ」
彼女 「えぇー、嘘ぉー!絶対見るー!」
周囲 (いいから、寝ててください)

彼氏 <彼女の腰に手を回してナデナデ>
ガイド「地平線ギリギリに一際輝く星を見つけてくださいね」
彼女 「えぇー、嘘ぉー!無理ぃー!」
かこね<堪えきれず盛大に吹き出す>

色々と楽しませていただきました。

ガイドさんの説明の後はプラネタリウムへ移動して、みんなで仰向けに寝転び、波照間島で見ることのできる冬の星座の映像を鑑賞しました。
たぶん。

お部屋が暗くなると秒で眠りに落ちる習性を発揮してしまい、うっかり寝てしまってプラネタリウムを見逃してしまいました。
本能なので仕方がありません。

満天の星の元で仰向けで眠る!という贅沢を、擬似体験させてもらったひとときでした。

天文台のお庭には、一週間前に生まれたばかりだという三匹の仔ヤギが。
お名前を絶賛募集中とのことです。

「さい」・「なん」・「たん」の名前を推しておきました。
その後、なんていう名前が付けられたのかな。

お宿に戻ったのが、21:30頃。
このまま居間でゆんたくして過ごし、年越しを迎えます。


幻の泡盛・泡波

そうそう、入手困難で「幻の泡盛」と言われる『泡波』を手に入れることができました!

集落の中にある小さな『波照間酒造所』で作られているので、出荷量がとても希少とのこと。

本来は、波照間島に住む人の為に作っているそうです。

大瓶と中瓶は、仲良くなった島の方にいただいてしまいました。
小瓶は、集落にある共同売店で購入。

晩酌として中瓶をみんなでいただきました。

泡盛独特の香りはあまり無く、クセを感じない飲みやすい口あたりで美味しい。
ほんのり甘みも感じます。

ただしアルコール度数が30度もあるので、普段5度のビールしか口にしない私は、水で割って控えめに嗜みました。

小瓶はお酒好きな方へのお土産用。


大瓶は、じゃんけん大会の末に相方が勝ち取りました。

2013年から2014年に変わる瞬間は、
オジー自慢のオリオンビールであっり乾杯!

沖縄そばのカップラを年越しそばにして、そろそろお開きにしようとしていたところ、お揃いTシャツの三線ご夫婦が帰ってきました。

近所のお店で年越しパーティーに参加してきたそうです。


そういった年越しの催しもあったんですね。
地元の方や旅行者が入り混じる、楽しい宴だったとのことで羨ましい。

ご夫婦も加わりちょっとだけ飲み直しをして、お部屋に戻りました。

5日目、就寝。

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