2017年2月沖縄/八重山<5> Seven Cololors 石垣島1


2017/02/08

***  5日目  ***

【移動】 小浜島→石垣島
【宿泊】 Seven Colors 石垣島 

明け頃に一度目を覚ましました。

テラスに出てみると、雲が捌けていて久しぶりに朝日が望めそうな雰囲気です。

しばらくぼんやり眺めていましたが、低い位置に雲があってなんだか微妙でした。

それでも連日曇りの天気ばかりだったので、久しぶりにまぶしい太陽を望むことができて清々しい気分です。

が、眠気に負けてベッドに潜り込み二度寝。

ゆっくり目覚めて朝ごはんに向かいます。
またもや朝から食べ過ぎました。

毎日ちょっとずつメニューが異なるので、連日ビュッフェでも飽きません。

黒糖フレンチトーストの美味しさが忘れられず、今日もいただきます。

食後はお部屋で寛いで、お昼前にホテルをチェックアウトしました。


小浜島での贅沢時間、最高だったなぁ。
三泊じゃ足りないなぁ。
もう一泊しても良かったなぁ。

・・・と、後ろ髪引かれるくらいが丁度良いようなので、小浜島に大満足して出発です。

石垣島へ帰る船の名前が『ちゅらさん』。
名残惜しいな。

バイバイ、小浜!

30分程船に揺られて石垣島へ戻ってきました。

船の揺れが心地よくて爆睡してしまったので、あっという間に到着した印象です。


ただいま、石垣!
ただいま、具志堅!

まずは車を借りにレンタカー屋さんへ。


パラダイスレンタカー

離島ターミナルの近くと空港の近く、石垣島に2店舗を設けるレンタカー屋さんです。

港側の店舗で借りて、空港側の店舗に乗り捨て返却をすることが出来るのでとても便利。
もちろんその逆パターンも可能です。

お値段もお手頃ですし、車両も綺麗できちんと整備されていて、コスパの良いレンタカー屋さんだと思います。


石垣市中央運動公園

何より先に、ここへ強制連行されました。

旦那は根っからのプロ野球馬鹿です。

この時期の石垣に来たからにはと、千葉ロッテマリーンズの春季キャンプを見に行きました。
・・・カープファンなのにね。

野球に無知な私も、雰囲気に触れるだけで楽しかったです。

メインの練習場の他、サブ的練習場など敷地内をお散歩がてら散策しました。

走り込みの姿なんかも見ることができて、面白い。

・・・というよりも。

選手や練習風景を見学している旦那を見ているのが、面白かったです。

なんだかすごく集中して、熱心に見ているし。

なんとか選手の調子がどうだとか、かんとか選手の出身校はどこだとか、ちょいちょい説明してくるのですが全く理解できません。 

でも野球話をしている旦那を見ているのは、面白いです。

さて、朝ごはんを食べてからなんにもしていませんがお腹が空きました。
敷地内の出店で、ランチにします。

『石垣牛のお好み焼き』

『あぐー豚の焼きそば』

出店のおばちゃんが愉快でした。
恰幅が良く、根っから琉球顔のおばちゃん。

屋根の先に手書きのメニュー名が書いてあるだけです。

値段が書いていなかったので、いくらかなーと思いながら並びます。

私たちの前に並んでいたおじさんは、お好み焼きをひとつ注文して、おばちゃんに「千円!」と言われていました。

お好み焼き一品で千円か、ちょっと高いなぁと感じながらも、お好み焼きと焼きそばの二品を注文したところ・・・
おばちゃんに「千円!」って言われました。

前のおじさんはお好み焼き一品で千円、私たちはお好み焼きと焼きそばの二品で千円。
きっと次のお客さんも、何をいくつ頼んだとしても千円だったんじゃないかな。

どんぶり勘定の極み!

屋台飯って、やたらと美味しく感じますよね。 
お腹が膨れたところで、キャンプ地を出発。


ミルミル本舗

絶景の立地でデザートタイムです。
八重山の島と海を望む丘に建つ、大人気のジェラート屋さん。

沖縄ならではのフレーバーが並んでいて、お店の本体は牧場を経営しているので、ミルクフレーバーがオススメのようでした。

ですが私たちはさっぱりした味が欲しくて、『塩黒糖』&『シークワーサー』をチョイス。

お店の前の丘や建物の屋上、広々とした敷地のお気に入りの場所で味わいます。

車に戻ってからの会話。

かこね「塩黒糖味、気に入った!」
旦那 「俺はシーサー味の方が気に入った!」
かこね「シーサー味?」
旦那 「うん、さっぱりしててめっちゃ旨い」

旦那ンゴ・・・
シーサーじゃなくて、シークワーサーだよね?
くだらないボケなのか本気で間違えているのか謎だったので、掘り下げないでおきました。

この日の宿は、石垣島北部の平久保です。
石垣の市街地から車で一時間程の距離。
海や緑を眺めながら、のんびりドライブをして北上しました。


川平湾 

途中、石垣島随一の景勝地『川平湾』へ。
ポスターなどでよく目にするスポットです。

湾を見渡して景色を楽しみ、浜を歩いて海の綺麗さを堪能。

しばらく遊歩道を歩いてお散歩をしたり、あてのない散策がとても楽しかった。

ふらりと入ってみたお土産屋さんで、小さなシーサーの置物を買いました。

オリオンジョッキを持って豪快に笑っているおっさんくさいシーサーに惚れてしまって。

川平湾は綺麗だったけれど、今度はまた晴れた日を狙って訪れてみたいです。

曇りでもこれだけ綺麗だったので、晴れていればもっときっとすごく綺麗なんでしょうね。

川平湾の猫たちが、やたら自由でのびのびしていて可愛かったです。

さて、車に乗り込み川平湾を出発・・・しかけたところで、通りの店先でフォトサービスをしているのを見かけて、いったん通り過ぎます。

が、なんだか気になったのでUターンをして戻りました。

ハイビスカスやデンファレのレイを首に飾って、メッセージが書かれた背景とともに手持ちのカメラで写真を撮ってくれるというもの。
無料で!
ノリます、やります。

更には、撮った写真を記念の台紙にプリントしてくれるサービスもやっているとのこと。
有料で!
ノリます、やります。

観光地のベタなサービスとは認識しつつも、今回は記念旅行なのでアリです。
楽しんだもの勝ち!

さて、ホテルに到着しました。


  Seven Colors 石垣島 

2017年1月にオープンしたばかり、石垣島の自然と美食を堪能できる全7室のホテルです。

石垣島に移住したオーナーご夫婦が、理想を詰めてオープンさせたとのこと。

カフェを併設していて、日中は宿泊客以外でも美味しいお食事をいただくことができます。

私は日頃から「沖縄  隠れ宿」だとか「沖縄  小さな宿」等のワードで素敵な宿を見つけることが大好きで、このホテルも何気なく検索していた時にオーナーさんのブログを見つけて気になっていました。

沖縄に宿を作ろうと移住した頃の話や、土地を探し建物が作られていく過程をブログを通じて見ていました。

オーナーさんのこだわりセンスが好みに嵌り、絶対好きなホテルになりそうだと勝手に応援していた次第です。

ずっとオープンを心待ちにしていて、予約受付を開始した初日に今回の宿泊予約をしました。
今回はこちらに2泊します。


 ↑ ↑ ↑
一階のリビングから望む海。

↑ ↑ ↑
二階の客室から望む海。

↑ ↑ ↑
三階の屋上テラスから望む海。

建物のどこからでも、石垣の綺麗な海を眺めることができます。
絶景過ぎて、極の上!

白と水色を基調としたお部屋は、全室海を望むジャグジーバス付き。

海、空、緑、清潔さ、小洒落感、日常を離れて過ごす時に欲しいロケーションが全て詰まっていました。

ホテルのお庭からそのままビーチに繰り出すこともできます。

オープンしたてでシーズンオフということもあり、この日の宿泊は私たちだけの貸切でした。

こんな素敵なホテルを二人占めだなんて、贅沢すぎる!

さっそくオリオンビールを片手に屋上テラスに繰り出して、海に沈む夕日の絶景を堪能しました。

青空の元でパラソルを開くと、より絵になるのでしょうね。

雲は多いものの、日が差してきました。

夕焼けと夕日が見れるかな?
期待してしまいます。

もやっとしているものの、夕日きましたー!

空と海の明暗がくっきりしていて、オレンジ色がとても綺麗です。

夕日がよりくっきりしてきました。

でも雲ー!邪魔ー!
半分しか見えません。

雲を抜けた頃には、海に沈みかけていました。
それでも十分綺麗。

ここまでの写真は空にピントを合わせました。
同じ時系で海にピントを合わせると・・・

太陽はもやっとしているものの、海を渡る光の帯がキラキラ光っていて綺麗です。

波打ち際までピンクに染まっています。
当たり前ですが、水平線がぴんと張っていて気持ちが良いですね。

毎日このホテルに泊まって、いろんな夕日を観賞したいな。

屋上テラスで過ごす夕焼けタイムを存分に堪能して、大満足で一階へ下りてきました。
夜ごはんは一階にあるカフェレストランでいただきます。


普段はもっぱらビールで乾杯なのですが、今日はちょっと小洒落てスパークリングワインをいただきました。

お料理は、ホテル専属のシェフが腕を振るった沖縄を感じるメニューの数々。

この日は洋食コースです。

車海老と沖縄海鮮のサラダ。

見た目からして絶対美味しいやつです、これ。
結構ボリュームがありましたが、お魚も野菜も新鮮で難なく一皿平らげてしまいました。


私はやっぱりスパークリングワインよりもこちらが良いので、ビールにシフトチェンジ。

オオタニワタリの天ぷらが鎮座した、島野菜の旨味たっぷりスープです。

野菜の甘みと旨味が凝縮していて最高でした。
おかわりして飲みたかったくらいです。

メインはやんばる鶏のグリル。
これもまた文句なしに美味しかったです。

こうして旅行記を綴っていると、食レポができる様な語力と表現力が切実に欲しいです。
私は「美味しかったです」や「最高です」という感想ばかりで、自分でもどかしくなります。 

ハーブとガーリックが絡み合うソースの香りが食欲をそそります。肉自体は弾力がありながらも素直にナイフが通るやわらかさ。そっと口に運んだ瞬間、じわーっと溢れ出てくる透き通るスープのような肉汁と鶏肉本来の甘みのハーモニーが口の中で奏で出し・・・

とか書き出してみたけれど、やっぱり無理!

鶏肉、美味しかったです。
最高の味でした。
以上。

お料理をサーブしてくれるオーナーさんも、席にご挨拶に来てくれたシェフも、温かい笑顔で気取らず人柄の良さを感じます。

オーナーご夫婦のお子様であるホテルの看板娘ちゃんも席に遊びに来てくれて、賑やかで楽しい時間を過ごしました。

実はこの日は、旦那のお誕生日だったんです。

数日前にホテルに電話をして相談をしたところ、オーナーさんとタッグを組んでお祝いサプライズを決行することに。

メインのお料理を食べ終えた頃、カフェレストランの電気が落ちて音楽が流れ、シェフお手製のバースデーケーキが運ばれてきました。

生クリームが苦手な旦那のために、チョコレートケーキです。

そしてちゃっかり、フルーツそのものは大好きですがフルーツの加工物が苦手・・・という、私の我儘まで取り入れていただきました。

嬉しそうな旦那の顔を見ると、私もとても嬉しくなります。

みんなで美味しいケーキを味わい、幸せな時間を過ごしました。

ホテルから、手作り貝殻クリップのプレゼントまでいただいてしまいました。

プレゼンターの看板娘ちゃんがまた可愛くて。

のびのびすくすく育ったであろう素直で自由な女の子で、只今幼稚園の年長さんとのこと。
謎に旦那を気に入ってくれたようです。

「お兄ちゃんと遊ぶー♪」とか「お兄ちゃんと結婚するー♪」と言って懐いてきてくれて、旦那ってばもうデレデレでした。
ただのしがないおっさんなのにね!

私が旦那にあげた誕生日のプレゼントが入っていた空箱とリボンを、旦那が看板娘ちゃんにあげたところとても喜んでくれて、その夜はそれを抱いて寝たそうです。
なんて可愛い。

看板娘ちゃんと素敵なホテルに癒されて、温かい気持ちになりました。

5日目、就寝。

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