2017年10月沖縄/本島 <4> 古民家の宿 しらぱま
2017/10/17
*** 4日目 ***
うっかり目覚めたかのように書いたけれど、本当は敢えての早起き。
今旅唯一の本島東側宿泊だったので、この日だけは頑張って早起きをして朝日を望もうと目論んでいました。
旦那は声をかけても起きることなくグースカ寝ていたので、お留守番です。
空が明るくなってきました。
移動して海沿いをぷらぷら。
昔ながらの集落を横目に静かな朝を楽しむ。
残念ながら朝日は微妙でしたが、素敵な出会いがあり、朝の散歩を愉しんでいた地元のお爺ぃに、話しかけられました。
浜比嘉島に橋が架かる前の話や橋が造られることになった経緯を、ぽつぽつとお爺ぃが話してくれて興味深かった。
そのままお爺ぃと一緒に二人で朝日を鑑賞。
そのままお爺ぃと一緒に二人で朝日を鑑賞。
なにこの謎のランデヴー。
海を見渡す特等席でいただきました。
欲を言えば、もうちょっと晴れていて欲しかったなぁ。
もずくのスープが美味しかったです。
大満足でお部屋に戻り、のんびり寛いでからホテルを出発。
浜比嘉島は、素朴でとても素敵な雰囲気の島でした。
今度は連泊をして、お散歩をしたりぼーっとしたり日がなゆったりと過ごしてみたいです。
この日は、大好きな備瀬へ向かいます。
浜比嘉島から本部半島の先端にある備瀬まで、車で2時間弱のドライブ。
途中でスコールにやられながらも海沿いの道を楽しみ、『道の駅許田』に立ち寄りました。
ここで『美ら海水族館』と『今帰仁城址』の入場券を事前購入します。
現地で買うよりも少しお得に入手できました。
そして、備瀬に到着。
そして、備瀬に到着。
そのままランチタイムに突入です。
cafe CAHAYA BULAN
ずっと気になっていたカフェです。
人気のお店なので、以前何度か伺った時は混雑していて諦めた経緯があります。
普通盛りでも十分だったかも。
デザートは、マンゴーミルクのスムージー。
私はマンゴーもミルクも若干苦手ですが、旦那の好みに押し切られました。
備瀬のフクギ並木
満腹で苦しいお腹をへこませようと、食後は備瀬のフクギ並木をのんびりお散歩。
備瀬崎
干潮時は海に潜らなくても熱帯魚を鑑賞することができるスポットです。
でも、シュノーケルセットを持って行けば良かったなぁ。
干潟や手前の浅瀬には同じ種類の魚が多かったのですが、シュノーケリングでもうちょっと進んでみればもっと多くの種類の魚をたくさん見ることが出来そうです。
岩場の同じ場所を見つめていると、潮がグングン引いていく様が目に見えて面白い。
じっと集中して見ちゃうと引き込まれそうで、なんだか怖いくらいでした。
この日はこのまま備瀬のフクギ並木に佇む宿に泊まります。
チェックインまでまだ時間があるので、買い出しがてら近場をドライブ。
赤墓ビーチ
人が少なくて静かな浜辺です。
軽く海に突き出た小さな崖の上が車を数台停めるとこができるスペースになっていて、その左右に小さなビーチが広がっています。
軽く海に突き出た小さな崖の上が車を数台停めるとこができるスペースになっていて、その左右に小さなビーチが広がっています。
・・・もうちょっと天気が良ければなぁ。
しばらく海の眺めを楽しんでから、いざ買い出しに向かう・・・つもりでしたが。
車を走らせていたら良さそうなカフェがあったので、思わず入店。
On the Beach CAFE
とっても絵になる窓辺です。
名前の通り、まるでビーチの上に建っているかのように海が目の前に迫るカフェでした。
開放感しかない完全オープンの大きな窓に広がる海の景色を堪能して、買い出しをしてから、ようやくこの日の宿へ。
古民家の宿 しらぱま/四つ竹
(ちゃんや~)
フクギ並木を通り抜け、イメージする昔ながらの沖縄そのものの建物。
備瀬の集落にいくつか点在する宿のひとつで、私たちが泊まったのは、しらぱまの「四つ竹」というお部屋です。
「四つ竹」の棟は数年前に建築した新しい建物なので、トイレとお風呂の水回りや室内の設備は最先端でなんとも快適です。
赤瓦やシーサー、玄関が無かったり、沖縄の家の伝統をきちんと踏襲して建てられているので、まったりと沖縄気分に浸ることができました。
数日分の洗濯をしてから、二人でお昼寝をして美ら時間を過ごしました。
夜ごはんは、泊まっている建物からフクギ並木を数分歩いた先にあるお食事処でいただきます。
お部屋からお食事処までは、たかだか歩いて数分の距離ですが、これがまた大冒険でした。
外灯の無いフクギ並木を歩いていかなきゃなので、日が沈んだ後は真っ暗です。
新月の日が近くもともと頼りない月明かりも、フクギがすっかり遮っちゃっているから、本当に暗闇。
そこを懐中電灯を頼りに進む。
お食事処 ちゃんやー
数分歩いてお食事処の灯りが見えてくると、なんだかほっとします。
お食事処の『ちゃんやー』は沖縄の古民家を利用しており、夜の雰囲気と相まってなんとも素敵でした。
ぷちぷち感が強くてとっても美味しい。
私はゴーヤが苦手なので、ちゃんぷるー料理はこれまで麩や豆腐が好きでしたが、これを食べて素麺派に変わりました。
すごく美味しかった。
あぐー豚って、全然灰汁が出ないんですね。
不思議。
美味しくってじゃんじゃん食が進みます。
お店の方も気さくで話しやすい方ばかりで、愉快でした。
お店の方も気さくで話しやすい方ばかりで、愉快でした。
台風の話や近辺の見どころの話をしてくださって、名護市民会館の前にあるアグー豚の銅像をやたらオススメされました。
股間がスゴいから是非見て欲しいとのこと。
オススメのポイントが股間か・・・。
機会があれば見に行ってみよう。
あぐー豚の出汁が滲み滲みで絶品でした。
そうそう、この豚の表記。
平仮名の「あぐー」とカタカナの「アグー」の二通りありますが、その区別の仕方には色々意見もあるようですね。
表記はともかく、ここでいただいたあぐー豚、とっても美味しかったです。
満腹でしたが爽やかな味で食べやすく完食!
お食事処からお部屋までの帰り道は、酔いの力もあり、真っ暗でもへっちゃらでした。
あぐー豚があまりにも美味しかったので、二人してあぐー口調で会話をしながらの帰り道。
旦那 「あぐー豚、美味しかったアグー」
かこね「酔っ払ったアグー」
旦那 「もう眠いハブ!」
かこね「酔っ払ったグース!」
途中からハブ語とマングース語に変わる酔っぱらいの会話を交わしながら、宿に到着です。
玄関が無いので、唯一鍵を掛けることが出来るお風呂場からお部屋に出入りします。
縁側の引き戸を引き、就寝の準備をしました。
室内には昼間に洗濯した服が干してあります。
4日目、就寝。