沖縄病とは?驚きの発症率!その症状と診断・対策
沖縄好きな方々は、熱中症対策と併せて沖縄病対策もお忘れなく!
猛暑日が続いており、「観測史上最高気温」だとか「熱中症患者相継ぐ」といった全国ニュースが連日飛び交っています。
私が住む仙台でも先日、観測史上最高気温の37.3℃を記録しました。
そんな中、私は沖縄病対策に勤しむ毎日です。
沖縄の映像や文字を目にする度、沖縄の言葉や話題を耳にする度、沖縄が恋しくて悶絶する日々。
熱中症の場合は「罹らない」ために対策を練りますが、沖縄病の場合は既に「罹ってしまっている」ため、対策を講じる先は如何にその病状を落ち着かせるかが肝心ですね。
驚異の発症率!沖縄病とは?
【沖縄病】おきなわ-びょう沖縄に魅せられ、思考や行動が沖縄中心となる病。
沖縄をもっと知りたい/理解したい/深めたいという循環に陥り、症状が進むと一定の期間及び短いスパンで沖縄を訪れるようになる。
発症率が高く、感染すると90%以上の確率で発症し、感染から発症の間隔が短いことが特徴。
一般的には、沖縄で感染し滞在中の潜伏期間を経て帰路の機内や居住地に到着した直後、並び日常に復帰し数日で発症する傾向が強い。
また、感染と同時に滞在中の沖縄で発症したという事例も報告されている。
罹るとどうなる?沖縄病の主な症状
沖縄に行きたい という一心に帰するが、細分化すると下記の症状例が挙げられる。 寝ても覚めても沖縄のことを考えてしまう
沖縄の料理を食べたい
沖縄の音楽を聞きたい
沖縄の歴史を学びたい
沖縄の海が見たい
沖縄の太陽を仰ぎたい
沖縄の風に吹かれたい
沖縄の自然を感じたい
沖縄の人に会いたい
沖縄の文化に浸りたい
沖縄の全てに触れたい
悪化すると病症からくるこれらの欲を抑止することが困難となり、日常の生活に支障をきたす。
◉関連
【八重山病】やいま-やまい
広く蔓延する沖縄病の一種で、沖縄県南西部に位置する八重山諸島(石垣島・西表島・竹富島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島、等)にて感染する病。
セルフチェックで早期発見!沖縄病診断
沖縄病は潜在意識に於ける病です。この症状に気付かぬまま心理的に苦しみ、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。
自覚症状の有無に拘わらず、セルフチェックに依り沖縄病の可能性有無を早期発見することができます。
但し、このチェックリストは沖縄病の可能性有無を簡易的に示唆するものであり、医師による診断の代わりになるものではありません。
下記項目に当てはまるものをチェックしましょう。
沖縄が自分を呼んでいる気がする
三線や太鼓の音に胸が踊る
台風の発生や進路に敏感である
「沖」「石」「宮」「慶」といった一文字を目にするだけで特定の島を連想してしまう
そしてそれらの文字は何気なく流し読みしている新聞や雑誌の中で真っ先に目に飛び込んでくる
カフェや居酒屋で隣の席に座った他人らが沖縄の話題を交わしていると思わず耳を澄まして聞き入ってしまう
そして、いっそのことその会話に加わってしまいたくなる
「喜屋武」「仲村渠」「保栄茂」「東風平」「勢理客」、これらは全て普通に読める
面倒な会話やなにかと都合の悪い話の流れは「なんでかねー」「だからよー」で切り上げる
天気予報は自分の居住地だけではなく沖縄もチェックする
そしてその天気予報に沖縄が表示されていない場合は憤りを感じる
日常の湿度や蒸し暑さは嫌いだが沖縄の空港に降り立った際のむっとした空気を想像するとわくわくする
突然「イーヤーサーサー!」と投げられたら反射的に「ハーイーヤー!」と返してしまう
沖縄旅は、行く前からもう既に帰りたくない
居住地の沖縄料理屋に足を運ぶもオリオンは瓶のみで生ジョッキが無いことに落胆する
天ぷらはおかずではなくおやつだ
諦めましょう、手遅れです。
罹ったらどうする?沖縄病の治療法と対策
特効性のある医薬は存在しない。重症に陥ると生活の拠点を沖縄に移さざるを得なくなる場合もあるので、無理をせず上手にこの病と向き合うことが肝要である。
というわけで、
沖縄病の最強治癒方法は、
沖縄へ行く
こと!
ですが、毎週末沖縄だとか月一沖縄だとか、それが出来れば苦労はありませんが、そう簡単に通うことは出来ません。
そうなると、次に有力な治療方法は、
日常の生活で
少しでも沖縄に触れて
沖縄気分に浸る
こと!
これなら、自宅で簡単に沖縄病対策を講じることが可能です。
沖縄妄想旅に出る
過去に撮った沖縄写真を見る
地元の沖縄料理屋へ行く
沖縄アンテナショップへ行く
沖縄関連のサイトやブログを読む
沖縄を舞台にした本を読む
沖縄アイテムに囲まれる
次の沖縄旅の計画を立てる
まだまだ暑い日が続きます。
沖縄への恋しさは尽きること無い毎日ですが、次の沖縄旅を目指して熱中症と沖縄病を乗り切りましょう!
最後に
このページは、かこねの独断によって綴ったもので、医学的に『沖縄病』という病名・病状は存在していません。ですが、『沖縄病』自体は広く知られています。
1960年に当時の東大総長である物理学者の茅誠司氏が、沖縄教育研究中央集会の特別講師として沖縄を訪れた際「沖縄のことを考えつづける沖縄病」という言葉と概念を語ったことが『沖縄病』の最初だとのことです。
かこねの沖縄旅行記 次へ