2018年11月沖縄/宮古島<2>またたびや
2018/11/11
*** 2日目 ***
【移動】宮古島/来間島
【宿泊】またたびや
この記事の目次
・ ホテルローカスのサンセットテラス
・ ダグズ・バーガー
・ 西浜崎の穴場浜
・ 宮古島東急ホテルに寄り道
・ 与那覇前浜ビーチ
・ 竜宮城展望台
・ 来間島
・ ムスヌン浜
・ AOSORAパーラー
・ またたびや
昨日は日が沈む頃にホテルへ到着したので、屋上にある展望テラスを堪能できませんでした。
この時期の日の出は07:00ちょっと前なので、早起きせずとも朝日の時間に間に合います。
ならば!
まだ寝ている旦那を置いて、屋上へ。
ホテルローカスのサンセットテラス
他に人はおらず、独り占め。そろそろ日の出の時間かな?
あ、雲の向こうにちょっと出てきた!
しばらく一人でぼんやり過ごしていると、一人のおじさんが屋上にやってきました。
「おはようございます」と声をかけてみたところ、おじさんから返ってきたのは中国語。
笑顔でなにやら話しかけてきてくれているのですが、いかんせん一切理解できません。
ここは、忍法へらへらの術で切り抜けます。
何を言っているのか全くわかりませんが、とりあえずへらへら笑って誤魔化す。
すると、言葉が通じていると思ったのか、おじさんてば自分のスマホを掲げてきました。
写真を撮って
欲しいのかな?
そう思ってスマホを受け取ろうとすると、顔をしかめて違う違う!というジェスチャー。
困っていると、おじさんてば私を指差し、その後に自分のスマホを指差します。
私が被写体に
なれってこと?
そう思って私も自分を指差すと、うんうん!と嬉しそうに首を縦に振っています。
えー、嫌だ
寝間着姿に寝起きのすっぴんだし。
とか思って渋ったところ、今度は空を指差した後にカメラを構えるポーズをしてきます。
正面からじゃなく
私がカメラで
空を撮る姿を
写したいのかな?
なら、まぁいいか。
おじさんの要望に応え、レンズを空に向けて一眼のファインダーを覗き込み、カメラを構えるポーズをとってみました。
斜め後ろからは、スマホのカメラシャッター音がめっちゃ聞こえてきます。
ひとしきり写真を撮ったおじさんは満足したようで「ありがとう、素敵なモデルのお陰でとても良い写真が撮れたよ」的な中国語の台詞と共に去って行きました。
・・・おじさんの台詞は、勿論私の妄想です。
なにやらお礼らしき雰囲気の言葉を話していましたが、分かりませんでした。
なんだかんだ一時間近く屋上で過ごしました。
いつの間にか雲も晴れ、良い天気になりそう。
ダグズ・バーガー
ホテルローカスにはオシャレなレストランがあり、そこで朝食をいただくこともできます。
そして向かった先は、ダグズ・バーガー!
バーガーに刺さった飛行機のピンが可愛い。
西浜崎の穴場浜
与那覇湾の西側にあたる小さな半島が西浜崎。
私たち夫婦は、人が居ない綺麗な浜辺はどこでも「穴場浜」と呼ぶ習性があります。
右手の方向には、伊良部大橋と伊良部島。
シロオビアゲハ。
宮古島東急ホテルに寄り道
6日目に泊まる予定のホテルです。
とかスマートに書きましたが、実は二人揃ってトイレに行きたくなったのでお邪魔しました。
泊まる日に期待を込めつつ、ちょっとだけ敷地内をお散歩。
今日は、赤いハイビスカスを紫と白のお花が囲んでいるデザインでした。
紫と白のお花は、何ていう名前なのかな?
ホテルの真上を通過する飛行機。
さっくり楽しんで、宮古島東急ホテル&リゾーツを後にします。
お邪魔しましたー。
与那覇前浜ビーチ
ここまで来たら、立ち寄るべくは『東洋一美しい』と言われる与那覇前浜ビーチ。
めっちゃ透明!
そして青のグラデーションが絶妙!
いつまででも眺めていられそうですね。
何を以って一番なのかは分かりませんが、こういった言い回しは大好きです。
誰が言い出したのかなぁ。
世界ではなく東洋と括っちゃうあたり、大口叩きながらも謙虚だなぁ。
てことは、西洋にはここを超えるレベルの美しいビーチがあるんだろうなぁ。
この日の気温は27度で日差しも強く、暑いので海遊びも楽しめる気候でした。
が、海に入っている人はいません。
夏場は大勢の人で賑わうのでしょうね。
駐車場はもちろん、トイレもシャワーも無料で利用することができます。
ビーチを望む食事処では、BBQを楽しむこともできるようです。
最高か!
竜宮城展望台
この俗っぽい外観に惑わされて見くびっていましたが、とんでもない絶景スポットでした。
なにこの小出しの演出。
絶景への期待が高まります。
旦那を二階に置き去りにして前のめり気味に三階へ上がると、絶景過ぎて絶叫。
旦那を二階に置き去りにして前のめり気味に三階へ上がると、絶景過ぎて絶叫。
三階へ上がった誰もが、
「わーっ!」
「すごい!!」
「綺麗ー!!!」
と、声をあげてしまう絶景具合です。
「わーっ!」
「すごい!!」
「綺麗ー!!!」
と、声をあげてしまう絶景具合です。
わーっ!
すごい!!
綺麗ー!!!
ほらね。
どこを見ても、言葉に出来ない青の絶景が広がっています。
タイミングが良かったのか他に人も居なく、二人でぼーっと海を眺めて過ごしました。
至福過ぎる。
先程立ち寄った宮古島東急ホテルの前辺りは、より一層淡く澄んだ水色をしています。
綺麗だなぁ。
皆さん口々に「わーっ!」「すごい!!」「綺麗ー!!!」と声をあげています。
でしょでしょ!
すごいでしょ!
超絶景でしょ!
すごいでしょ!
超絶景でしょ!
と、何故か自分の手柄のように心の中で語りかけ、展望台を後にしました。
来間島
家々が建つ集落を離れるとサトウキビ畑が広がり、ざわわな気分に浸れます。
勿論、進みます。
ムスヌン浜
後から調べたところ「ムスヌン浜」という場所だったようです。
漢字では「虫払浜」と書くそうで、意味はそのまんま虫を払う浜。
旧暦2月に、豊年と害虫駆除を祈願する祭祀が毎年この浜で行われるんですって。
流す害虫を採ってくるのは酉年・卯年・亥年の島の男性と決まっているようです。
車を停めた場所から海に向かって右側に、小さな浜辺が広がっていました。
他には誰も居なくて、とっても静か。
さすが穴場浜。
旦那がやけに静かに岩の下を覗き込んでいるなぁと思ったら、蟹を観察していました。
右側にあった浜よりも更にこじんまりしていて、よりいい感じです。
穴場中の穴場浜!
穴場浜じゃなくて蟹浜だけど。
そもそもムスヌン浜だけど。
あまりにいい感じだったので、岩場から穴場中の穴場浜へ降りてみました。
砂の感じを見ると、満潮の時間帯にはこの岩の下にも波が寄せてきそうですね。
穴場浜キング。
こんな静かな場所で、海を眺めながら一日のんびり過ごしてみたいなぁ。
日差しが強いからポップアップテントに籠って、読書やお昼寝をして過ごしたい。
と優雅な想像をしてみましたが、ここにはトイレも無いし、一日中は無理かなぁ。
半日・・・、いっそ30分でもいいや。
今のところ、今回の旅で一番お気に入りの浜、暫定1位です。
そうそう。
なんだろう?と不思議だったのですが、よく見ると大きなバッタが跳ぶ音でした。
驚かせてごめんだけど、跳ぶ音と姿が面白くて無駄に歩いてしまいました。
なんかもう跳ぶっていうより、飛ぶ。
結構長い滞空時間で大きく飛びます。
面白かった。
AOSORAパーラー
さて、蟹浜を満喫し過ぎてノドが乾きました。
その中から選んだのは、AOSORAパーラー。
私は「ディープブルー」と名付けられたシークワーサー&アガベのスムージー。
アガベってテキーラの原料でしたっけ?
旦那は、紅イモスムージー。
メニューはワンサイズなのですが、ディープブルーの方が何故か大きめのカップ。
俺の方が
少ない・・・
店内にあった宮古ブルーのやちむんシーサーに一目惚れ。
沖縄を訪れる度に毎回小さなシーサーを買っているので、今旅のシーサー候補です。
もっとグッとくる他のシーサーに出会わなければ、後日またここに来て青いやちむんシーサーを買おうと決めました。
ピンクビスカス。
小さいけれど、魅力たっぷりの来間島でした。
そろそろ、15:00。
お宿ステイが大好きなので、チェックインから翌日のチェックアウトまで、まるっとのんびり過ごしたい!
またたびや
宮古島のサトウキビ畑に囲まれた、全4室の小さなお宿。
吹き抜けのエントランスを通り、階段を上がった二階が客室。
室内は緑のテーマカラーで纏められています。
座り心地の良いソファーとお洒落な棚。
この棚はオーナーさん自ら作ったんですって。
お風呂も素敵。
素敵なやちむんのお皿には、大好きな塩ちんすこうが置かれていました。
私たちのお部屋はダブルベッドで緑のテーマカラーですが、他の三室のお部屋はツインベッドで、それぞれ赤・青・黄のテーマカラーに纏められているそうです。
お部屋の外に出て階段を上がると、ハンモックと椅子が置かれた屋上テラス。
夕方になったら、ここで夕日観賞しようっと。
旦那はお昼寝。
私はオリオンビールを片手に読書。
二時間くらいまったりと過ごしたかな?
眩しい!
あ、飛行機。
機内の人たちもきっと綺麗な夕日を眺めているんだろうな。
日が沈んだ後も、少しずつ暮れる空を堪能。
だんだん濃くなるグラデーションが綺麗。
オレンジ一色の夕焼け空も綺麗でしたが、日が沈んだ後のオレンジと暮れた空の紺色が混じり合う空も綺麗ですよね。
日没後の20分間や日の出前の20分間の空の色は、朝日や夕日そのものよりも好きかも。
さて、夜ごはんです。
オレンジ一色の夕焼け空も綺麗でしたが、日が沈んだ後のオレンジと暮れた空の紺色が混じり合う空も綺麗ですよね。
日没後の20分間や日の出前の20分間の空の色は、朝日や夕日そのものよりも好きかも。
さて、夜ごはんです。
今夜はお宿でいただきます。
食材は出来る限り宮古島やその周辺の島々、沖縄産のものを使っているとのこと。
アグー豚の冷しゃぶサラダ。
キハダマグロのゴマ油和え。
うりずん豆の塩昆布。
オクラと鰹節。
島豆腐と海ぶどう。
やんばる鶏と冬瓜の煮込み。
フーチャンプルー。
とうもろこしご飯ともずくのお吸い物。
甘みが広がったご飯が、めっちゃ旨い!
どのお料理も丁寧に作られているのがよく分かる美味しさで、がっつり完食です。
こういうお料理をさらっと作りこなせる腕が欲しいなぁ。
精進しよっと。
大満足で席を立ち、お部屋へ。
が、なかなか上手に写せず・・・。
星を綺麗に撮れる腕とカメラと道具が欲しい。
お部屋に戻るとヤモリが遊びに来ていました。
沖縄では「家守」と書いて「やーるー」と呼び、家の守り神として大切にしています。
あくまでも爬虫類なので大好きとは思えませんが、沖縄病のフィルターがかかると、ヤモリにも親しみを感じてしまう不思議。
ヤモさんとか呼んでしまい、可愛く思えます。
が、旦那はヤモさんと対角の部屋の隅に避難。
ビビりめ。
ヤモリ担当大臣
よろしく!
はいはい
合点承知!
ヤモリの進行方向に私がタオルを構えて待ち伏せし、飛び込んできたところを捕獲して外に逃がす作戦です。
2日目、就寝。
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