2018年11月沖縄/宮古島<6>宮古島東急ホテル&リゾーツ
2018/11/15
*** 6日目 ***
【移動】宮古島/池間島/来間島
【宿泊】宮古島東急ホテル&リゾーツ
この記事の目次
・ 比嘉ロードパークの朝日
・ カママ嶺公園
・ 古謝そば屋
・ 池間大橋
・ 池間島
・ 西平安名崎
・ 宮古島東京ホテル&リゾーツ
・ 来間島サイクリング
・ 宮古島東急ホテルの夕日
・ レストラン シャングリ・ラ
旅行中は日常よりも早く就寝するためか、朝もいつもより早く目覚めてしまいます。
歳を取ってきたせいでもある?
比嘉ロードパークの朝日
早くに目が覚め、今日も懲りずに朝日を望むため『比嘉ロードパーク』へ。
全貌は見えませんが、雲間から真っ赤な太陽が覗いています。
しばらく一人で眺めていると、駐車場に一台のワゴン車が。
降りてきたのは、高校生と思われる6人の女の子とオジーと呼ぶにはちょっと早そうな1人の年配男性です。
男性が女の子たちから離れてこちらへやって来たので、少しゆんたくを楽しみました。
オジー手前の彼は、農家民泊の受け入れをしているとのこと。
こうして朝日や星空を見せに出たり、海や観光スポットへ連れて行ったりするのだそうです。
そんな素敵な修学旅行だなんて、羨ましいな。
昨日のオジーが来ないかなぁとちょっと期待していましたが、今日は会えませんでした。
お宿へ帰り支度を済ませて、しばし寛ぎます。
とても居心地が良く素敵なお宿でした。
まだまだここで過ごしたいなぁと後ろ髪を引かれながら、余韻に浸ります。
ここもまた、宮古島へ来た時に再訪したい大好きなお宿のひとつになりました。
お宿の前の畑では、ご近所の方が畑仕事に勤しんでいます。
今日も良い天気になりそう。
カママ嶺公園
今日も今日とて、特に予定がありません。
どこ行こうか?
腹減った!
宮古そばでも
食べに行こうか?
腹が減った!!
まだ、10:00過ぎ。
宮古そばを食べたくても、お店は大概11:00以降の開店です。
宮古そばを食べたくても、お店は大概11:00以降の開店です。
ドライブして
時間潰す?
カママ!!!
え?
どうやら道にあった『カママ嶺公園』という看板の文字が目に留まった模様。
広い道路から、看板が示す横道へと逸れます。
カママ嶺公園て
何があるの?
知らん
カママって何?
知らん
単に、言葉の響きが気になってハンドルを切ったようです。
公園っていうからにはベンチくらいあるだろうし、そこでのんびりすれば良いかな。
と、思いながら進んだところ・・・
なんか居るー!
???
カママ居るー!
!!!
子供みたいなテンションで二人で車を飛び出し、シーサーに駆け寄ります。
4〜5mの高さはありそうな大きなシーサー。
愛嬌のある顔をしています。
ん?
片腕が滑り台になっていました。
他に誰も居ないし、いい大人が二人で、はしゃいで滑り台に上がります。
シーサーの体内を昇り、まずは口の中へ。
ひとしきり楽しんだ後は、滑り台部分になっているシーサーの左腕へ。
旦那が、滑ろうとして躊躇しています。
めっちゃ滑る
結構怖いかも
ビビリめ。
思った以上に急勾配&すごい滑る!
油でも塗ってあるかのような滑り具合でした。
秒で滑り落ち、無事に着地。
滑り台を楽しむなんていつ以来だろう?
めっちゃ楽しかったです。
やめるのかな?
結局、内部からモゾモゾと戻ってきました。
ビビリめ。
カママビュー
調べてみましたが、明確な由来は分かりませんでした。
もうひとつの『マ』が読解できませんが、「向こうの嶺」という意味なのかな?
どこから見た向こうなんだろう?
古謝そば屋
ひとしきりカママを満喫して、古謝そば屋へやってきました。
宮古そばをいただける、大人気のお店です。
裏にも駐車場があるようで、後続の車は裏へと消えていきます。
5分程前になり、ドアの前に開店待ちの列が出来上がりました。
一番手の方々は、みゃーくんちゅのご家族。
お母さんが間に入って通訳してくれました。
観光客だけでなく、地元の方にも人気のあるお店だそうで、地元の方はおそばよりも『黄色いカレー』なるものを頼むのだそうです。
と悩んでいたところ、「一人がおそばで、もう一人が黄色いカレーを頼むといいよ!」と、お父さんにオススメされました。
正しくは、お母さんが通訳してくれました。
そうこうしているうちに開店。
店内は広く明るく、居心地の良い雰囲気です。
・・・旦那はお水で我慢。
注文してから然程待つことなく、お料理が運ばれてきました。
宮古そばの他に、じゅーしーやおかず、ドリンクが付いてきます。
おそばとじゅーしーが絶品!
人気が頷ける美味しさです。
否、黄色いカツカレー。
ホクホクの具と甘めの優しいカレーで、こちらもとっても美味しかったです。
そういえば、昨夜もカレーだったっけ?
退店した店先には10名くらいの方が、並んで待っている状態でした。
平日でこの状態なので、週末や観光シーズンには更に混み合うのでしょうね。
並んででも食べたくなるくらい、とても美味しいおそばとカレーでした。
池間大橋
時間はまだお昼前。
今日のホテルは14:00からチェックイン可能なので、時間までドライブを楽しみます。
どこ行こうか?
海!
どこも
海だらけだよ?
綺麗な海!
どこも綺麗な
海だらけだよ?
一昨日一人で訪れた池間島へ、今日は二人で向かうことにしました。
池間島へ続く池間島大橋。
宮古島から向かって、その橋を渡る直前の右側に駐車場があります。
神様が居るとされている島なんですってね。
呼ばれた人、許された人しか訪れることが出来ないとも言われているようで、いつか私も訪れることができたら良いなぁ。
透明度が凄い!
薄っすらと白くなっている辺りは砂地?
干潮時には幻の浜のようになりそうですね。
ソーダ色のぷるぷるゼリーみたい!
どれだけ眺めていても見飽きない海の色です。
どこまでも透明。
曇りがちだった一昨日、同じ位置から同じ海を眺めましたが、天気の良し悪しでこんなに海の色が違うものなんですね。
折角なので、橋の上をほんの少し歩きます。
開通は1992年とのことなので、宮古島に掛かる三つの大橋の中では一番早く開通しています。
橋の西側には歩道がありますし、距離も三つの中では一番短いので、風がなく穏やかな日は歩いて渡るのも気持ちが良さそうですね。
当然ですが、どちらの眺めも絶景です。
もうこの透明度は、『最』から始まって『高』で終わる言葉の一言に尽きる!
池間島
周囲約10km/人口600人強の池間島。
同じく宮古島と橋で繋がる来間島と比べると、島の大きさはほぼ一緒ですが、人口は3倍。
島を囲むように走る外周道路があり、車で一周すると15分程です。
その他にも、池間ロープと呼ばれる『カギンミヒダビーチ』や穴場的な『アラシッスヒダビーチ』が点在します。
どれも特徴的な呼称ですが、島の言葉の意味を持っているのでしょうね。
池間島に泊まって、それらの浜を探索して過ごす旅も良さそうだなぁ。
外周道路を時計回りに半周したところで、今日は島の内側の道へ。
一本折れただけで、ものすごく長閑!
なんの生きものだったんだろう?
驚かせてしまってごめんね。
時が経って自然の力や人の力で海峡が埋まり、2つの島が1つになって現在に至るとのこと。
海峡時代の名残で島の中央部は湿原になっていて、稀少な生物が生息しているそうです。
姿を目にしていないので謎のままですが、稀少な生物だったことにしておこう。
一昨日訪れた、お店の屋上へ。
こういう、抜けた先が海!という景色が好き。
どうせまた蟹でも見ているんでしょうね。
いっそもう放っておきます。
その橋の袂へ行くと、左側に隠れ雰囲気の穴場ビーチが。
from 最、to 高!
西平安名崎
来た道を戻るのもつまらないので、西の海に沿って進むことにしました。
たどり着いたのは、池間島の方向へ伸びる宮古島の端っこ。
展望台があり、上に昇ると橋の全景を横から眺めることができました。
宮古島と池間島、両方を一望できました。
この半島の右側、西の海沿いを進みます。
こんな雰囲気ある小道があると、進まずにはいられません。
抜けた先には、岩に囲まれた海。
風はなく、日差しが強く、気温も高く。
外気温28°ですって。
11月中旬とは思えない・・・。
行く?
もちろん!
勿論、『穴場浜』と名付けました。
砂山ビーチやイキヅービーチのハート岩と同じ原理で出来たのでしょうね。
車に戻って海沿いを更に進みます。
この謎の物体は『サンピラー』と名付けられたアート作品だそうです。
これは未完成の状態で、この他に『ストーン』と呼ぶ丸い大きな球体を海に浮かべ、冬至の日の日没時に太陽光/サンピラー/ストーンが一直線になることで完成するんですって。
ストーンはまだ設置されていませんでした。
由来もなければ根拠もないネーミングです。
正式には「七光湾」というようで、あまり人が通ることの無いであろう場所にひっそりと佇んでいます。
そろそろホテルへ向かうとします。
あ、飛行機!
宮古島東急ホテル&リゾーツ
与那覇前浜ビーチを目の前に臨む、全247室のリゾートホテル。
ビーチとプールは勿論、アクティビティやレストランも充実していて、宮古島の滞在をここだけで網羅できる規模です。
出来るだけ慌ただしくならないよう、チェックインからチェックアウトまでたっぷりホテルで過ごしたく、早目に到着しました。
今日は赤/白/ピンクのハイビスカスと紫色のお花のデザインでした。
このお花は毎日変わるそうなので、明日のお花も楽しみです。
ロビーの正面にはチェックインカウンター、端にはアクティビティデスクがありました。
予約当初はスタンダードのオーシャンウィングに泊まるつもりでいましたが、今回は一泊だけですし、折角なのでコーラルウィングのプレミアムツインビューバスルームに宿泊しました。
お部屋からの眺めにも期待が高まります。
とても広々としていて、二人分のスーツケースを無造作に広げても余裕のスペースです。
オーシャンビュー
珍しく、正しいビューの使い方!
レイアウトとしては、こんな感じでお部屋とバスルームが並んでいます。
犯人は、テラスからバスルームを覗き込んできたようです。
秒で犯人を逮捕!
ごめんなさい
魔がさしました
以上、犯人のコメントです。
反省して!
デブビュー
なんなの、この犯人。
テーブルの上には、ホテルオリジナルのお菓子が用意されています。
琉球ガラスの受け皿が綺麗。
ひとまずお部屋で一息ついてから、ホテルをお散歩することにします。
散策路が設けてありますが、今回の滞在中は足を運びませんでした。
プールの先に道が続いていて、そのままビーチに出ることができます。
右側が6階建てのオーシャンウィングで、左側が9階建てのコーラルウィング。
どちらの棟に泊まっても、1~2階以外は絶景のオーシャンビューを楽しめます。
迫力満点です。
飛び交う数は少なくありませんが、音は全然気になりませんでした。
来間島サイクリング
折角来間大橋が近くにあるので、橋からの眺めを堪能したいと思い、ホテルの自転車を借りてサイクリングに繰り出します。
電動自転車で、三時間/一台3,000円。
二人合わせて6,000円。
まぁ、リゾート価格ですね・・・。
正確にはてつや君です、たぶん。
ここを曲がると、もう来間大橋!
来間大橋は片側に歩道があるので、車に怯えることなく進むことが出来ます。
今回は歩行者とすれ違うことはありませんでしたが、もし歩行者がいてもちゃんとすれ違える幅です。
最高に気持ちが良かったです。
橋自体は、船が下をくぐり抜けられるようアーチ状でアップダウンがありますが、電動自転車であれば余裕。
立ち漕ぎすることなく、疲れることもなく、トップ部分までスイスイ進むことができました。
中央では、シーサーが海を見守っていました。
向かい側も、別のシーサーが見守っています。
来間大橋の袂にある、来間漁港を訪れました。
漁港のイメージを覆す海の綺麗さ。
しばらくここをお散歩して過ごします。
こんなに海に囲まれて過ごすことができるなんて、幸せだなぁ。
と一人で浸っていると、旦那が桟橋の端からやたら熱心に海を覗き込んでいます。
どうせ、また蟹でしょ?
・・・と思ったら、今度は小魚の群れでした。
なんていうお魚だろう?
漁港で群れているなんて獲られる気満々。
漁港で群れているなんて獲られる気満々。
ふと島を見渡すと、丘の上に異物があります。
岩?展望台?
気になるので向かうことにしました。
が、どこをどう行けばたどり着けるのか、謎。
きっともっと他に道があるはず。
そしてたどり着いたのは『来間ガー』でした。
あの謎の岩とは異なる場所ですが、たどり着いたからには自転車を降りて散策します。
水道の無い時代、島の人々は湧き水を大切に使っていたそうです。
降った雨水が島の地に浸透して地下に溜まり、やがて湧き水として溢れ出てくる場所を、島の言葉で『ガー』と言うんですって。
三段に流れる仕組みで作られており、1番ガーは飲用水、2番ガーは洗濯用、3番ガーは家畜用として使用していたんだそう。
対して人が暮らしている集落は、ガーの目の前にそびえる崖の上。
島民は毎日何度も崖を行き来して、ガーから水を汲み上げて大切に使っていたそうです。
崖の行き来は険しい石の階段で・・・
あ!きっと先程見た険しい階段がそれですね。
ガーを後にし、ふたたび自転車を走らせます。
目指すは謎の岩。
細く長い急勾配の道があったので、ここか!と思い突き進んでみると、普通の展望台に行き着きました。
ならばここか!と、別の道を突き進むと、なんだか見知った場所に出ました。
そういえば!
その時に一目惚れした、宮古ブルーのやちむんシーサーの存在を忘れていました。
このお店に辿り着いたのも、きっとご縁。
買って帰ろうと、雑貨屋さんに入ります。
店員さんに尋ねてみたところ、ちょっと前に売れてしまったそうです。
・・・残念、やっぱりご縁は無かったみたい。
宮古島東急ホテルの夕日
ホテルへ戻り、毎度の美ら時間を過ごします。
旦那はノゾキ行為をしてからお昼寝を貪り、私はシャワーを浴びてからオリオンタイムです。
目が覚めると、ちょうど夕日が沈むところ。
雲があるものの、太陽から伸びる光が綺麗。
ごはんの時間にちゃんと目覚めるように出来ているのね、この人。
レストラン シャングリ・ラ
ホテル内のレストランは、ビュッフェ/和食/鉄板焼/お寿司/BBQ/カフェテラスの選択肢があります。
今回はビュッフェをチョイスしました。
今回はビュッフェをチョイスしました。
謎にビュッフェが大好きな旦那。
旅行中一回はビュッフェの夕食をいただきたかったということも、このホテルを選んだ理由のひとつです。
勿論、目の前で焼いてくれるステーキやその場で握ってくれるお寿司などの、パフォーマンスメニューも充実しています。
沖縄料理を中心に選んだつもりですが、真ん中手前のジーマミ豆腐以外、何をチョイスしたのか思い出せません。
一回戦を平らげ、食い意地を張って二回戦のメニューを見繕っているところで、三線の弾き語りが始まりました。
大好きな『安里屋ゆんた』を唄っているなぁ、ということは気付いていたんですけどね。
二回戦のメニューを選ぶのに必死で、ちゃんと着席して聞き入ることが出来なくて残念。
ありがたくお願いしたところ、「ちょっと沢山撮らせていただきましょうねー」とのこと。
この『〜しましょうねー』という沖縄言葉の言い回しは、耳馴染みが良くて好きです。
しかも「はい、ポーズ変えて!」だとか「はい、こっちの角度から!」「はい、次アップで!」とのハイテンポの台詞付きで、まるでベタなプロカメラマンのようなパフォーマンス。
こちらも、ついついシャッター音に合わせてポーズを変えてみちゃったりなんかして、爆笑しながらもモデル気分でした。
おかげで、二人してめっちゃ笑顔の写真が残っています。
プールに続く道を歩いていると、脇の大きな木がガサガサ揺れています。
ビビって目を凝らすと、巨大なコウモリが何羽も木にぶら下がっていました。
どうやら『ヤエヤマオオコウモリ』という種類で、翼を広げると60cm以上にもなる巨大さなんですって。
なんだかもう、ちょっとした獣でした。
なんなら、バッサ!ではなくブワッサ!です。
沖縄の生き物って、どうしてこんなに大きいものが多いんでしょうね。
もう少しコンパクトでも良いのになぁ。
いつ着る気?
いつでも!
と、この時は若干他人事で傍観していたTシャツですが、今となっては私も購入すれば良かったとちょっぴり後悔しています。
カラーも豊富でしたし、Tシャツだけではなくパーカーやタンクトップもあるみたい。
人気のあるTシャツのようで、平良の通りや宮古空港で着ている人をちらほら見かけました。
次回宮古島を訪れる際には、私も買いたいな。
これは何を手にしているんだろう?
ホテルの明かりがあるので満天とまではいかずとも、沢山の星を見ることが出来ました。
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