2019年2月沖縄本島中部<4> ザ・ブセナテラス

2019/02/19

*** 4日目 ***
【移動】コザ→北谷→名護
【宿泊】ザ・ブセナテラス



ガガガガガガッ


物凄い爆音で目が覚めました。

そういえば、チェックインの際にホテルのスタッフから「同じ建物の上の階を客室としてオープンする為、日中は工事の音が煩くなってしまいますが・・・」とお詫びされていたんです。



ガガガガガガッ


それな。



no-img2″><br />
<figcaption class=
かこね


 それにしても 
 こんな朝から・・・ 




no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 でも、 
 もう9時過ぎだよ? 





Tripshot Hotels Kozaのチェックアウトは11:00まで可能なので、もう少しのんびり寝ていたかったところですが、この爆音じゃ仕方がない。

起き出して、ひとまずシャワーを。


ガガガガガガッ


シャワー後も、工事の音は続いています。

が、ベッドを見ると旦那は平気で二度寝中。
こんな爆音の中で、よく平然と眠れるなぁ。

カーテンを開けると、青空!

ここもまた、再訪したい一軒になりました。

宿泊した時点では全5室でしたが、現在更に5室のオープンに向けて準備中とのことで、雰囲気の異なる他のお部屋も気になるところです。

屋上にプライベートテラスがあるお部屋や、大きなアーチ窓があるお部屋、アメリカのガレージを思わせるようなお部屋もあるんですって。

次はどのお部屋に泊まろうかなぁ〜、と思い描きながら、工事の爆音に見送られて出発です。


ガガガガガガッ






A&W/エンダー

お宿を出発して、まずは腹ごしらえ。
大好きなエンダーにやってきました。

正式名称は「エー・アンド・ダブリュー 」ですが、ウチナーンチュを真似て「エンダー」と呼ぶ方が親しみが湧き、違和感もありません。

『A&W』の店名は、創設者のロイ・アレン(Allen)さんとフランク・ライト(Wright)さんの頭文字を取って付けられたんですって。

アメリカンが発するネイティブな『A&W』が、「エ(ィ)・( ァ)ン ・ダー(ボゥ)」と聞こえることから、沖縄では「エンダー」という呼称が定着したのだとか。

真偽の程は定かではありませんが・・・。

毎週火曜日は、ラッキーチューズデー!
月替わりでお得なメニューが登場します。

今回は、ビッガーチーズバーガーを買うとポークサンドが付いてくるという太っ腹仕様です。

旦那はすかさずビッガーチーズ&ポーク。
私は安定のメルティ&カーリーフライ。

エンダーと言えば『ルートビア』が有名ですが、旦那はルートビアの上にソフトクリームを投入した『ルートビアフロート』なるものにチャレンジしていました。

私も口にしてみましたが、エンダーはやっぱりオレンジジュースが最強だと思います・・・。

満足ベルをそっと鳴らして退店しました。




中日キャンプ
北谷総合運動公園野球場

さて、中日のキャンプに向かいます。

昨日は読谷村の中日二軍キャンプ地へ行きましたが、今日は北谷町の中日一軍キャンプ地へ。

キャンプ地の「北谷総合運動公園野球場」は、アメリカンビレッジがある北谷町の美浜地区。

那覇市街や那覇空港からバスで一本で訪れることができるので、比較的アクセスは良好です。

車の場合も、渋滞が無ければ那覇から30〜40分の距離で周辺には無料駐車場が沢山あります。

が、球場の駐車場は平日でも満車状態でした。

サンセットビーチや日帰り温泉施設「ちゅらーゆ」と隣接しているので、人気エリアみたい。

ビーチ沿いをのんびり10分程歩けばアメリカンビレッジの広い駐車場があるので、観光がてらそちらを利用するのも良いかもしれませんね。

グラウンド越しに海を望む、絶景スタジアム。

海風が気持ち良く開放感があって、今回訪れたキャンプ地の中で立地的にはここが一番好き!

なのですが、訪れたのがお昼時だったので午前の練習を終えた選手達は既に休憩モードです。

球場の雰囲気を味わい、早々に退散しました。




no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 あ、与田監督! 




no-img2″><br />
<figcaption class=
かこね


 どんな人? 




no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 肩幅が広い人 





・・・見た目じゃなくて、キャラや経歴に纏わるエピソードを聞いてみたかったんだけどな。




no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 あ、あの人! 



no-img2″><br />
<figcaption class=
かこね


 あ、俳優だよね? 





no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 ヤクザの親分的な 
 イメージの人 



no-img2″><br />
<figcaption class=
かこね


 頑固おやじっぽい 
 イメージの人 





no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 名前・・・ 



no-img2″><br />
<figcaption class=
かこね


 分かんない・・・ 





ヤクザの親分的で頑固おやじっぽい俳優さんを見かけましたが、失礼ながら名前が分からず。




no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 オーケーgoogle! 
 ヤクザの親分、俳優 




no-img2″><br />
<figcaption class=
かこね


 ヘイSiri! 
 頑固おやじ、俳優 





競い合って調べたところ、最終的に「俳優、いかつい、おじさん」で名前に辿り着きました。

幅広い演技力に定評があって、ドラマや映画に多数出演している名俳優『渡辺哲』さんです。




no-img2″><br />
<figcaption class=
かこね


 あ、あの人! 




no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 あ、古田! 





野球に疎い私でも、この方は知っています。

人懐っこい笑顔を振りまき、周りの方と握手をしたりボールにサインをしたりしていました。




no-img2″><br />
<figcaption class=
かこね


 こっち来る 




no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 来るね 





遠巻きに眺めて楽しんでいたのですが、どうやら進む先が私たちの居る方向だったようです。

突っ立っていた私たちに自ら手を差し出し、爽やかな笑顔で握手を求めてきた古田さん。

反射的に手が出てしまうものですね。
旦那も私も古田さんとがっちり握手。



no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 古田の方から握手 
 求めてきたよね? 



no-img2″><br />
<figcaption class=
かこね


 積極的だったね 




愉快な体験でした。

後日知ったのですが・・・。

この日はバブル芸人(?)の平野ノラさんも、北谷の中日キャンプ地に来ていたんですって。

なんでも、沖縄のバブリースポットを巡って紹介するテレビ番組のロケをしていたんだとか。

見てみたかったなぁ。

「さま〜リゾート」のリポートで、平野ノラさんが砂のサラサラ度を確かめる為にMCハマーの動きでビーチを横歩きするの、好きです。

いつかビーチで真似してみたい。
ただし、人の居ないビーチでね。

球場のお隣にあるイオンで大好きな『島どうふチップス』を爆買いして、北谷を後にします。

今日のお宿がある名護は車で50分ほどの距離。

途中、暗い雲が広がって雨が降ってきました。

しかも結構な土砂降り具合です。

さっきまで青空が広がっていたのに・・・。

それでも、本島西海岸を北上するにつれ海の色が徐々に鮮やかになってきて、とっても綺麗。

暗黒雲の下でも、透き通った水色です。

あ、ハレクラニ。

ハワイで不動の人気を誇るラグジュアリーリゾート「ハレクラニ」が、今年の7月に「ハレクラニ沖縄」として、恩納村にオープンします。

外観はもうだいぶ出来上がっていますね。

本来は目に付いたビーチに寄り道しながら進むつもりでしたが、このお天気なのでまっすぐお宿へ向かい、13:00過ぎには到着しました。




  ザ・ブセナテラス
三方向を海に囲まれた部瀬名岬に建つ、全410室のラグジュアリーなビーチリゾートホテル。

1日目に宿泊した「ザ・ナハテラス」と同様に「ザ・テラスホテルズ」が経営する一軒です。

敷地内にはビーチやプール、複数のレストランが点在している他、九州・沖縄サミットの主会場となった「万国津梁館」も隣接しています。

部瀬名岬の一帯は、海中展望塔やグラス底ボートを楽しめる「ブセナ海中公園」となっており、滞在中は時間を持て余しません。

沖縄に向かう機内から見下ろした部瀬名岬。

今回の旅行で泊まるお宿の中で、私は「ザ・ブセナテラス」を一番楽しみにしていました。

スモールホテルが大好きで普段は比較的小さなお宿に泊まることが多いのですが、沖縄らしさを感じられる王道のリゾートホテルも大好き。

バレーパーキングサービスが徹底しているので、エントランスに車をつけるとホテルスタッフが颯爽と現れて車のドアを開けてくれます。

後はもう、鍵ごと車をスタッフに預けるだけ。

勿論、スーツケースの取り出しや持ち運びもお任せなので、私たちはそのままラウンジへ。

ホテルへ到着した瞬間から非日常を感じ、リゾートホテルの優雅な時間に期待が高まります。

お天気が良い日は窓を開け放った吹き抜けの空間で、海を望みながらチェックイン手続きができるのですが、残念ながら今日はこちらにて。

晴れた日に訪れたかったなぁ。

本来のチェックインは14:00からですが、お部屋の準備が出来ているとのことで、有り難くも少し早めにお部屋へ通していただけました。

今回は、スタンダードフロアのデラックスエレガントというタイプのお部屋に宿泊します。

予約時に「可能であれば高層階で海を見渡せるお部屋を・・・」とリクエストしていたところ、サウスタワーの最上階でセントラルタワー寄りのお部屋をアサインしていただけました。

優しいナチュラルテイストの家具が並び、シンプルながらも優雅でとても落ち着く空間です。

アメニティは、ザ・ナハテラスと同じタルゴ!

シャワーブースは独立しているので、嬉しい。

旦那はこのシャワーブースを見て、




no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 電話ボックスみたい 





と呟いていましたが。

うっかりしていると「旦那のお布団チェック」が始まってしまうので、お先にベッドを撮影。

ベッドに寝転がりながらも海が見えます。
もっと海を間近に眺めたければテラスへ。

・・・雨で濡れていますが。

お部屋の目の前には青い海が広がっています。

雨の日でもこれだけ綺麗な海の色なので、晴れた日は見飽きることの無い絶景なんだろうな。

視線を左右に転じると、赤瓦の屋根と共にビーチを一望することができて、これもまた素敵。

左側の景色。

右側の景色。

真下を覗き込むと、プールを見渡せます。

晴れた日のプールサイドで、デッキチェアに腰掛けてオリオンを飲みながら過ごしたいなぁ。

今日は雨の日なので、お部屋のソファーに腰掛けて、オリオンを飲みながら過ごすとします。

旦那は既に『お布団チェック』の真っ最中。

気付けば旦那の寝息が聞こえていたので、ザ・ブセナテラスのお布団は寝心地抜群みたい。

沖縄のお宿でこうして寛ぐ時間が大好き。

チェックインが早かったので、のんびりと4時間以上の美ら時間を楽しむことができました。

おかげで、持参した本も余裕で読了。


二人で食べようと中日キャンプで購入したドアラのうちなーチップスを、旦那が寝ている間に一人で食べ尽くしてしまったことは内緒です。

空になった袋は、旦那が起きだす前にゴミ箱の奥底へと押し込み、証拠隠滅しておきました。

夕方には雨が止んだので、テラスでオリオン。

幸せだなぁ。

夕暮れになると、プールサイドで生演奏されるサックスの音色が敷地内に柔らかく響きます。

窓を開けているとお部屋に居ながら耳にすることもできますが、折角なのでプールサイドへ。

ピントがボケちゃいました。

残念ながら、今日は夕日も夕焼けも望むことが出来ませんでしたが、サックスの音色と共に過ごすサンセットタイムだなんて素敵だなぁ。

とか浸っている私の横で、




no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 腹減った! 





・・・レストランへ向かうとします。




カフェテラス ラ・ティーダ

ザ・ブセナテラスは、ホテル内に洋食/和食/鉄板焼き/ブッフェのレストランがある他、建物を出たホテルの敷地内にイタリアン/中国料理/グリル/BBQのレストランがあり、お食事に困りません。

今回はホテル内にある「カフェテラス ラ・ティーダ」でブッフェのディナーをいただきます。

今日の日の入りは18:20頃。

暗くなる前の18:00頃に向かうと空いている席が多く、窓側の席へ通していただけました。

過ごしやすい季節や晴れた日は、テラスや窓側の席で、サンセットディナーを楽しめますね。

まずはオリオンビールで、あっり乾杯!

ブッフェメニューの数は多過ぎず少な過ぎず、一品一品にスタッフの目が行き届く程良さ。

用意されたお料理が少なくなると、すかさず出来立ての同メニューと交換される手際の良さ。

食べたいお料理が無くなっている時の残念さを感じずに堪能できる、ブッフェ本来の楽しさ。

どのお料理も、温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいままにいただける美味しさ。

スタッフの対応は機敏ながらも柔らかくて、気取ることなく寛いで過ごすことができました。

ブッフェスタイルのレストランの中では、ブセナテラスのラティーダが、私は一番好きかも!

と、満足しているところに、お料理を取りに行った旦那が何故か笑いながら戻ってきました。




no-img2″><br />
<figcaption class=
かこね


 なんで笑ってるの? 





no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 おばちゃんパワーが 
 面白くて 





no-img2″><br />
<figcaption class=
かこね


 ??? 





先程、賑やかなおばさまグループが私たちの近くの席に着いたことは気が付いていたんです。

旦那がお料理を取りに行った先で、そのおばさま方とバッティングしたらしく・・・



no-img2″><br />
<figcaption class=
婦人A


 Bさん! 
 これ取った!? 
 美味しそうよ! 




no-img2″><br />
<figcaption class=
婦人B


 それCさんが 
 取ってくれたわよ! 




no-img2″><br />
<figcaption class=
婦人C


 Aさんは 
 あれ取ってきて~! 




とか、抜群のブッフェチームワークだったり、



no-img2″><br />
<figcaption class=
婦人D


 食べ放題  




no-img2″><br />
<figcaption class=
婦人E


 飲み放題  




no-img2″><br />
<figcaption class=
婦人F


 払い放題  
 なんちゃって〜! 




とか、おばさま的ブッフェ三段オチだったり。

おばさま方の愉快な会話に笑っていたようで。

その後もおばさま方のテーブルから賑やかで愉快な会話が聞こえてくるもので、私たちまでちゃっかりと楽しませていただいちゃいました。

夜ごはんを終えてお部屋へ戻る途中、ホテル内のショップで旦那が一目惚れをしたシーサー。




no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 この厳つさ好き! 





沖縄を訪れる度に、お部屋の棚に飾れる程度の小さなシーサーを買って帰ることが多いのですが、これはちょっと大き過ぎる気が・・・。




no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 これがいい! 




no-img2″><br />
<figcaption class=
かこね


 大きすぎない? 






no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 これが欲しい! 




no-img2″><br />
<figcaption class=
かこね


 いくらするの? 








no-img2″><br />
<figcaption class=
かこね


 却下! 





no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 ・・・ 





お値段も大き過ぎるので、断念。

手びねりの逸品なので適正な価格ではあるものの、我が家のお財布事情には見合いません。

でも、この顔付きや佇まいは私も好きなので、いつか機会が訪れた時には候補にしたいな。

名護市の東海岸側にある『城間シーサー工房』というところで、漆喰のシーサー作家である城間武志さんが作られたシーサーとのことです。

このシーサーの顔、どこかで見た覚えのある気がする・・・と記憶を辿っていたところ、過去の沖縄旅で撮った写真を見て思い出しました。

以前宿泊した八重山にある『星のや竹富島』で、各客室を守ってくれていたシーサーです。

似た顔付きですよね?

これも城間さんが作られたシーサーなのかな。

あれ?
ですが、星のやのシーサーは竹富島に住む作家さんが手掛けられたと聞いた気もするような。

記憶が曖昧です・・・。

そして、また別の機会に訪れた、沖縄本島の南部にある『カフェくるくま』に居たシーサー。

これもまた、似た顔付きです。
城間さんのシーサーかな?

それとも、『漆喰シーサーたるものこの顔!』といった受け継がれる伝統でもあるのかな?

いつか確認してみようっと。


お部屋に戻って、テラスで飲み直し。
ライトアップされたプールが幻想的。

そういえば今日は満月で、しかも普通より大きく明るいスーパームーンが見られるとのこと。

更には、地球と月の距離の関係で、2019年で最も大きな満月を見ることができるんですって。

ならば見たい!

が、夜空を見上げても月の姿がありません。
昼間の雨も止み、星も数個見えているのに。




no-img2″><br />
<figcaption class=
かこね


 月、見えないねー 




no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 でもやたら 
 空が明るくない? 





テラスの手すりに背をもたれて建物を見上げると、屋根に遮られた空が妙に明るいんです。




no-img2″><br />
<figcaption class=
かこね


 月、 
 あっちにあるのかも 




no-img2″><br />
<figcaption class=
旦那


 ホテルの真上に 
 あるっぽいね 





屋根の上から月が出るのを待つ気力は無く、早々にテラスからお部屋へ戻ってオリオン!

今日は雨にやられた一日でしたが、その分ゆっくりとホテルステイを満喫できたので良き。

・・・と思わないと、ちょっと悔しい。

青空の下で青い海を眺めて過ごしたかったな。

4日目、就寝。


 前へ  
かこねの沖縄旅行記
  次へ 

TOP